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持続可能な農業目指し長野「田切農産」が切り開いた道
  ·   2018-10-16  ·  ソース:
タグ: 農業;持続可能;中日交流
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紫芝さんは「人は自分のやりたい仕事しかしない」と考えているため、新入社員の採用面接では一人一人に趣味や好きなことを詳しくたずね、興味関心を踏まえて、それぞれに仕事を振り分ける。入社後は、常に社員の考えを聞くという。

▽販売に着目 農産品はよく売れる

現地の農民が栽培する野菜、果物、花・植物などの農林産品は自家用に余剰があるが、販売しようとしても販路がなかったので、田切農産は8年前、国道近くに直売所「キッチンガーデンたぎり」を設置した。それぞれの季節がやって来ると、どの農家がどの製品を販売するかがきちんと決まっている。農家は商品を持ち込むと、あいさつをしてすぐ帰る。田切農産は販売を担当し、15%のリベートを受け取る。

田切農産は現在、稲、大豆、そば、ネギ、唐辛子、アスパラガス、桃などさまざまな作物を育てている。紫芝さんの説明では、「作物を植える前の段階で、田切農産は農産品の販路計画を立て、顧客と契約を結んでいる。農作物の付加価値も積極的に高めている。たとえば最近は現地の酒造メーカーと協力して、米を醸造所に売り、できあがった清酒はすべて買い取り、レストランに卸したり直売所で販売したりした」という。

田切農産は3つの理念を掲げる。「持続できる農業」、「環境にやさしい農業」、「創造する農業」だ。現地農業が後の世代まで持続させるためには、人材確保だけでなく、土地資源の保護も必要だ。そこで紫芝さんは輪作を続けることにした。1ヶ所の水田で数年間稲を栽培した後、水を抜いて地面を乾燥させ、ネギを植える。できる限り原始的な方法で雑草や害虫を除去し、農薬や化学肥料を使わず、自然環境への影響を軽減させている。

東京大学農学博士の張安明さんは、「田切農産の模索と実践は、日本農業の持続可能な発展に道を切り開いた。現在、日本の農業・農村改革には2本の道がある。1本は小規模農家の土地を集めると同時に、ビジネス資本の農業参入を促し、大規模化と効率化を目指す道だ。もう1本は地域の農民が協力し農村を改革し、みんなが参加することで、みんなが発展の成果を享受するという道だ」と話す。(編集KS)

「人民網日本語版」2018年10月16日

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