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「90後」や「00後」が遺言状作成 背後にある原因は?
  ·   2021-04-14  ·  ソース:人民網
タグ: 若者;財産;経済
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早くから遺言状を作成するのは、自分がいつかこの世を去ることを想定しているということで、去りゆく自分の気持ちを身近にいる最も親しい人々に托す行為だといえる。遺言状を作成する人々は家族、楽しみ、感情などにより関心を向けたいと考えている。

両親は自分を大きくなるまで育ててくれたが、もしも何かあって自分が両親より先に死んでしまったら、両親の老後は誰が面倒を見るのか、と心配する人もいる。そこで、早めに自分の財産をしっかり分配して備える。両親は子どもの資産がいくらなのか知らないことが多いが、何かあって子どもが先に死んでも、両親は死ぬまで金銭的なサポートを受けられる。

また若者の中にはたいした財産もないが、遺言状を作成するという人もいる。彼らは自分の所有物に自分の気持ちを托し、大好きな本、カメラや写真、手作りの小物などを、遺言状に書き込んで誰かに残そうとする。これは「相互に寄り添う」という形による、人々への形見分けでもある。

また、これまで思い切ってできなかったこと、言えなかったこと、会えなかった人に、最後のメッセージを伝えて、自分の気持ちの整理をつけようとする人もいる。最後のメッセージを遺言状の形で、自分にとって最も重要な人々に伝えるのだ。

若者はこうしたさまざまな行動を通じ、(これに限定されるわけではないが)自分の生きた意味を後世に残そうとしている。(編集KS)

「人民網日本語版」2021年4月13日

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