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老舗の「革新のコンビネーション」によって文化マーケティング手法の模索を
  ·   2019-01-18  ·  ソース:北京週報
タグ: 老舗;革新;経済
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 国家質量監督検験検疫総局(国家質検総局)が発表したデータによると、老舗企業の数は中華人民共和国の建国初期の約1万6000社から今現在の1128社にまで減った。現存する千社あまりの老舗企業のうち、長期にわたる赤字が続いている企業は20%、伸び悩んでいる企業は70%、一定の規模があり、比較的に経済収益がある企業はわずか10%に過ぎない。市場の競争が日々猛烈になっているにつれ、老舗企業は前からかかえている問題をまだ解決していないのに、また新たな問題に直面しなければならない状況となっている。例えば、生産手段の時代遅れ問題、イノベーション能力の不足、マーケティングの観念が古く、レベルが低い問題、従業員の高齢化、人材流出、企業のコストが高い問題、発展資金の不足…老舗企業は供給側構造改革の考えに基づき、生産・販売の方法を刷新しなければならない。 

例えば、一部の老舗は「IP+アイディア」という方法を通じて、ブランドを素早くヒットさせ、話題となった。一部の老舗は業界の枠を超え、新たな消費スタイルを生み出している。そのほか、若者をひきつけるためにセカンドブランドを創出したような老舗もある。それぞれやり方は異なっているようにみえるが、実際の発想は同じだ。すなわち、文化の需要側に従って供給側を決めるということだ。今現在、基本的な生活の需要がすでに満たされ、いわゆる消費というものがバージョンアップしたと言われているが、最も重要な事は消費体験のバージョンアップにある。体験はより文化に依拠しているからだ。 

従って、企業間の競争は根本的に文化の競争である。社内の優秀な企業文化をつくりあげ、社外においては、異なる人々、都市、コミュニティの文化とリンクする。そして、この二者はお互いに補い合わなければならない。この意味からすれば、老舗の「革新のコンビネーション」の考え方はほかの企業にも参考になる。 

「北京週報日本語版」2019年1月18日 

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