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痔の治療薬で有名な「馬応龍」、今度は口紅を発売
  ·   2019-07-19  ·  ソース:人民網
タグ: 老舗;化粧品;文化
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「痔の治療薬で有名な馬応龍がコラボした口紅を販売」という話題が18日、ネットで注目を集めている。

馬応龍八宝旗艦店が発表した情報によると、今回発売された口紅は馬応龍のブランド「馬応龍八宝」で、計3色。定価はいずれも138元(1元は約15.64円)で、3色セットは399元となっている。

旗艦店のスタッフによると、この商品は6月中旬頃から販売されている。

馬応龍薬業集団股フン有限公司(フンはにんべんに分)は医薬品メーカーだが、ネットユーザーがその痔の治療薬をアイクリームにすることで目の下のクマを取れることに偶然発見したことから、同社は馬応龍八宝アイクリームを発売。さらに2018年には武漢馬応龍大健康有限公司を設立し、化粧品などの分野に進出した。

実際に近年、国産老舗ブランドは革新的要素を数多く取り入れている。その中でも最も有名なのは故宮博物院のコスメやコップ、スマホカバー、家具など文化的でオリジナリティあふれる関連グッズだ。これらはネットユーザーから注目を集めると同時に、老舗店・ブランド及び歴史ある知的財産権に利益をもたらし、地位を高めた。

国産老舗ブランドが打ち出すファッショナブルなオリジナル商品は、人々の好奇心を満たしているが、それにより業績が上向くことはあるのだろうか。

馬応龍は以前、同社が大健康公司を設立したのは主に企業のモデルチェンジ・アップグレードを促進するためと発表していた。

医薬品業界と比べると、化粧品事業は政策のリスクが低めで、粗利率も高い。馬応龍が財務報告で開示したデータによると、2017年の中国医薬品業界の粗利率は32.4%。各大手が開示した2016年の年次報告によると、世界最大の化粧品メーカーのロレアルの粗利率は71.58%、エスティローダーは80.6%、アジア最大の化粧品メーカーの資生堂は約75.99%だった。

有利な市場ではあるが、競争もすでに激化している。アイクリームを例とすると、資生堂、ランコム、エスティローダーなどのブランドはすでに消費者から高い信頼を得ており、化粧品のブランドに対する信頼感は長続きしやすい場合が多い。

痔の治療薬で有名な「馬応龍」がこうした畑違いの化粧品に進出し、同じく中国では誰でも知っているミルクキャラメルの「大白兔」もまた一連のコラボ商品を打ち出している。こうした現状を受けて、中国の食べる辣油「老干媽(ラオガンマー)」が老舗ブランドの「センター」を飾るべく、「ラオガンマー・チーク」を発売してくれることを心待ちにしているとコメントするネットユーザーもいる。(編集YF)

「人民網日本語版」2019年7月19日

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