ホーム >> 経済 >> 本文 |
中国市場進出、外資系企業が懸念することとは?
|
· 2016-10-19 |
タグ: 中国市場;外資系企業;経済 | 印刷 |
同氏の中国市場進出への態度は「慎重」と言うにふさわしいが、がその他の欧米企業の中国市場進出という問題に対する態度は「懸念」と呼べるほどだ。
オランダ・Funcooking社のCEOは「中国市場が高い消費力を秘めていることは否定しないが、中国はまだ当社が中心的に攻める市場ではない」と表明した。
同氏は「当社は主にアウトドアのバーベキューやピザを作るための調理器具を取り扱っている。これらの製品には技術アップグレードの余地があまり残されておらず、主な競争力はデザインと耐用年数から得られる。中国に進出後、多くの類似した製品が登場することを懸念している」と話した。
米CAT社の関係者は記者に対して、「当社が今回の広交会に展示するのは、工業用ファンが中心だ」と述べた。同氏は中国市場をそれほど懸念しなかったが、中国の知的財産権の問題について言及した。
同氏は「私は中国政府が近年、知的財産権の保護に関する問題への重視を強めていることに注目しているが、まだ企業の懸念を完全に払拭するには至らない。工業用ファンの競争力は耐用年数によって決まる」と述べ、Funcooking社のCEOと同じ観点を示した。(編集YF)
「人民網日本語版」2016年10月19日
前のページへ1 |
|