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中国は世界経済の「安定器」
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· 2016-06-21 |
タグ: 中国経済;供給側;経済 | 印刷 |
近年、工業品生産者価格の下落が続き、特に生産能力過剰業界の利益成長率が大幅に低下しており、工業の投資拡大意向が抑えられている。それと同時に、民間資本参入条件が十分に開放されていない分野も一部あり、これも民間投資成長にある程度影響している。
つまり、不確定要素が多く、外部経済圧力が大きいことが、中国の発展方式転換、構造調整、安定成長が直面している現実的な難題なのである。
さまざまな兆しは、供給側(サプライサイド)構造改革の深化に従って、中国経済が次の段階においても依然として全体的に安定した「稳中有進」の発展傾向を保ち、世界経済成長の「安定器」であり続けることを示している。これは現実を無視した楽観的な自己評価ではなく、世界の有識者の基本的な共通認識である。先ごろ、スタンダードチャータード銀行グループCEOは英『フィナンシャル・タイムズ』紙に寄稿し、次のような見方を示した。「中国はきわめて困難な短期的試練に直面し、経済には多くのリスクがある。しかしこうしたリスクは抑制可能なものだ。中国政府は、試練に対応し、経済成長目標と経済モデル転換を達成する能力を持っているし、その資源も有している」。
「北京週報日本語版」2016年6月21日
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