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海外機関は中国経済の半期データをどうみるか
  ·   2017-07-19  ·  ソース:
タグ: 中国経済;上半期データ;
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国家統計局はこのほど上半期の中国経済データを発表した。国内総生産(GDP)成長率は6.9%で、安定しつつ進歩し、安定しつつ好転する発展傾向を維持した。この成長率をどうみるか。供給側構造改革の成果はどうか。「後半戦」の進め方にどのような提言があるか。海外機関の関連部門責任者を取材したところ、彼らの目に映る中国経済の「半期データ」がどのようなものであるかがみえてきた。新華社が伝えた。

▽経済成長の効果は続く 質と効率がより重要

同局のデータによると、上半期中国経済の成長率は6.9%で、第1四半期(1~3月)の水準を維持し、8四半期連続で6.7~6.9%の範囲に収まった。

今年に入ってから、多くの国際機関が中国経済を評価するとともに、中国経済の動きは安定しており、成長の効果は今後も続くとの見方を示した。国際通貨基金(IMF)は中国の17年のGDP成長率予測を6.7%に上方修正した

世界銀行中国局のチーフエコノミスト李偉喬氏は、「中国経済の運営データは人々を奮い立たせるものだ。中国経済は持続的で安定的に成長し、経済活動は引き続き良好な水準を保っている。これと同時に、中国政府は構造改革の面で着実かつ重大な意義のある進展を遂げつつあり、特に金融リスクの管理コントロールの面で進展を遂げている」と述べた。

同局のデータをみると、主要経済指標は回復を続け、1~5月には全国の一定規模以上の工業企業(年売上高2000万元以上の企業)の利益が前年同期比22.7%増加し、サービス業の占める割合が54.1%に達し、上半期に都市部で新たに生まれた雇用は年間目標の66.8%を達成した。

中国EU(欧州連合)商会の何墨池代表は上半期中国経済の成果を評価し、「中国の対外貿易情勢は好転しており、消費の伸びは力強かった。こうしたことはすべて供給側改革の推進によってもたらされたものであり、今後は経済の持続的成長に原動力を提供することにもなる」と述べた。  

IMFのデビッド・リプトン筆頭副専務理事は、「中国には中期的に成長を維持する潜在力があるが、改革を深化させて目標を達成しなければならない」とした上で、「目下の成長の様子は引き続き力強く、中国にとって確かな緩衝剤となりモデル転換の圧力を軽減させることができるものだ」と積極的で楽観的な見方を示した。

アジア開発銀行(ADB)の荘健シニアエコノミストは、「成長ペース自体は問題の核心ではなく、核心は質と効果を維持することにある。特に構造調整、モデル転換、国民生活への恩恵といった数量で表せない方面での質と効果だ。成長の持続可能性および質と効果がより重要だ」と述べた。

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