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ビッグデータからみる「海外通販族」の姿
  ·   2016-05-10
タグ: ビッグデータ;海外通販族;経済
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輸入化粧品に対する税制度が変更になるとの情報が伝わると、あれほど多くの消費者の「心を揺さぶる」のはなぜかといえば、海外通販が今や通信販売を利用する人々の「標準装備」になっているからだ。ビッグデータからみえる「海外通販族」の姿に注目してみよう。「科技日報」が伝えた。

海外直送、どこでも送料無料などなど……インターネットが便利になるにつれて、中国の消費者の海外商品購入も便利になり、越境EC(電子商取引)では化粧品が代表的商品となって人気を集めている。海外通販族はどんな化粧品を好むのだろうか。選択肢が多い中、どれがお値打ちなのだろうか。

▽海外通販族は化粧品に熱中 「国民挙げて代理購入」の風潮に乗っているか? 

上海市のホワイトカラー杜苗さんは、大学生だった2011年から輸入化粧品を使っている。当時は海外通販がまだなかったので、主に海外に行く友人に頼んで買ってきてもらうなどしていた。13年になると基本的に自分で海外通販を利用して買うようになり、「年間5千元が浮くようになった。海外通販の「微店」(wechatの店舗)も開設して友人たちの海外製品持ち込みをサポートしている」と話す。

便利なネットをよりどころに、越境ECは急速な勢いで発展している。商務部(商務省)の予測では、16年の越境ECの輸出入額は6兆5千億元(約107兆5073億円)に達し、17年は8兆元(約132兆3166億円)の規模に達し、今後数年間は年間成長率が30%を超えるという。

▽何を買う? 

淘宝(タオバオ)の海外通販プラットフォーム・全球購が海外通販利用者5千人を追跡調査して発表した「10年海外通販報告」をみると、海外通販利用者が最初に買うのは化粧品(コスメとスキンケア製品)で、半分以上が購入している。だが天猫国際(Tmallグローバル)の統計では、化粧品と衣類・アクセサリー・靴類・カバン類の占める割合は低下する一方、お茶・アルコール・お菓子、栄養製品・保健製品、日用雑貨の割合が上昇を続けているという。

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