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日本の家電メーカーはいかにモデルチェンジすべきか
  ·   2016-03-01  ·  人民網
タグ: 日本;家電メーカー;経済
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 さらに、アップルは今後、有機発光ダイオード(OLED)ディスプレイを採用する計画で、現時点ではサムスンがOLEDディスプレイの主要サプライヤとなっている。フォックスコンは、シャープ買収後、次世代ディスプレイ技術に投資し、市場シェア拡大を狙っている。

シャープがフォックスコンを選ぶという結論に至るまでには、かなりの紆余曲折があった。日本の政府系ファンド・産業革新機構に依託して再編について話を進めてきたシャープだったが、ホンハイの強大な資金力とホンハイからの「3年間で黒字化を約束する」という申し出のもと、シャープはホンハイを選んだ。

劉雲・アシスタント研究員は、「日本の産業革新機構は、シャープと再編案を推し進めており、大きな優位性を持っていた。だが、彼らが提供する資金額は、ホンハイに比べてかなり少なかった」と指摘した。

〇日本企業のモデルチェンジ

優秀な技術は持っているものの、深刻な財政問題を抱えている―「シャープの困難」は、まるで日本家電メーカー業の縮図のようだ。

南開大学日本研究院の張玉来・副院長は、これについて、次の通りコメントした。

技術の進歩とモジュール化革命がもたらす「グローバル産業分業化」は、日本の家電メーカーが苦境に陥る主な原因となった。シャープのような企業は、戦略のモデルチェンジと経営パターンの変革に真っ先に取り組まなければならない。

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