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教師の仕事を辞め、「漢服の夢」を追い続ける女性 中国
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· 2021-05-18 · ソース:人民網 |
タグ: 漢服;伝統文化;文化 | 印刷 |
2020年には新型コロナウイルス感染症の影響から、自分の店の売上がゼロになってしまい、舒さんは、抜け毛が目立つほどの不安に襲われることになった。苦しい状況が続いたが、漢服をあきらめることはできず、昼夜問わずドラマの撮影現場を訪れ、役者たちの衣装コーディネイトを担当することで、店の赤字を補った。 舒さんは、「一度きりの人生なので、自分の好きなことをして、それを極めたい」と話す。
舒さんにとっては喜ばしいことに、伝統文化が近年、現代の人々の生活に少しずつ溶け込むようになり、「国学ブーム」や「学問研究ブーム」、「漢服ブーム」が加速しながら盛り上がりを見せている。「漢服は今、一部のマニアの範囲を超えて多くの人の間で人気になっている。これは、中国人の中国文化に対する自信が高まっていることの表れだ。私の店の漢服レンタルやメイクアップ、写真撮影などの人気の度合いや各種アクセサリーの売れ行きからして、漢服はどんどん大衆化している」と舒さん。
「一人でも多く人が漢服を好きになり、普段着として着るようになることを願っている」と話す舒さん(撮影・趙暁)。
舒さんは、「漢服は外国人の間でも人気になっている。あるロシア人の女性は、私の店に来て、漢服をたくさん買っただけでなく、動画でロシアに住むお母さんにも薦めていた。中国の伝統衣装を着て、礼儀を重んじる文化を発揚したい。今後、もっと多くの人が漢服を好きになり、普段着として着こなし、中国の伝統衣装に新たな活力を吹き込んでくれると信じている」と話した。(編集KN)
「人民網日本語版」2021年5月18日
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