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ますます高まる「漢服ブーム」 一時的な流行か文化の復興か?
  ·   2019-06-19  ·  ソース:人民網
タグ: 漢服;衣服;文化
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「漢服」人気は現在高まる一方だ。都市の大通りや路地、特に人気観光スポットでは、漢服を着て出かける人が増加の一途を辿っている。その見た目の良さから漢服に魅せられた人がいる一方で、漢服の背後にある奥深い文化の虜になった人もいる。中国新聞網が伝えた。

16日、「95後(1995年から1999年生まれ)」女性の解明麗さんがオープンした「漢服体験館」では、解さんが客に化粧を施し、漢服を着付けた後、店内で「セルフサービス撮影」を行っていた。客の中には、大学生もいれば、海外で仕事をしていて帰国したタトゥー彫り師もいて、SNSに投稿された漢服が彼女らの注意を引き、「SNSで見た漢服がとても綺麗だったので、自分も着てみたいと思った」とその来店の理由を語った。

済南大学美術学院服飾学科の鮑懐敏・主任は、漢服の人気が人々の間で高まっている原因について、「漢服を着ると、民族的自覚がより高まると感じる人がいる。また、漢服文化に夢中になっている人もいれば、シンプルにその美しさに魅了されている人もいる。漢服は、単なる衣服ではなく、文化的記号のひとつでもある。漢服には民族文化が内包されており、文化復興の一部でもある。我々は、漢服の復活という素晴らしい願望を抱き、それを現実生活の中に持ち込もうとしている。とはいえ、これは文化の選択肢の一つであり、決して万人の共通認識が求められるわけではない」との見方を示した。鮑主任は、漢服文化について十数年研究を続けており、今では、より幅を広げて、伝統服飾文化をめぐり学術面での探索を進めている。

「いま、若者の間で、漢服は『爆発的』発展を遂げている。若い人は、より情熱的かつ積極的、より多く努力しており、より大きな影響力を備えている。いかなる物事でも、発展途上では、若い人の関わりがあってこそ生命力を持ち得る。漢服が復興の兆しを見せた十数年前、それに興味を持った人々の年齢層は、30~40歳代が中心だった」と鮑主任は指摘した。

鮑主任が指摘するように、漢服に関心を持ち始める若者がますます増えている。漢服館を営む解明麗さんは、「私が参加している済南漢服交流グループには、約800人のメンバーがいる。済南『漢服圏』のメンバーは数千人にのぼるとみられ、その数はいまも増え続けている。メンバーのほとんどが13歳から25歳の若者だ。彼らはいつも一緒に、漢服を身に着けて済南◆突泉(◆は足へんに勺)や大明湖など観光スポットに出かけては、写真撮影にいそしんでいる」と話した。

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