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ますます高まる「漢服ブーム」 一時的な流行か文化の復興か?
  ·   2019-06-19  ·  ソース:人民網
タグ: 漢服;衣服;文化
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崔英傑さんが所属する山東大学季棠漢服サークルは、2013年に立ち上げられ、このサークルは、漢服に関する知識の普及を目的とした講義や屋外撮影イベント、射芸(弓術)や生花など他の伝統文化とのコラボ活動を展開し、漢服文化をより多くの人に広めている。

「漢服の注目度と影響力は高まる一方だ。その原因として、ますます多くの専門家が介入し、漢服産業の発展をさらに促進する役割を担うようになったことがある。また、民族への自信が高まり続け、民族文化や伝統文化の復興がますます重視されるようになったことも、漢服の発展を後押ししている」と鮑主任は分析した。

解明麗さんは、「さまざまなニューメディアのプラットフォームは、漢服文化の普及を促進する役割を果たしている。現在、『00後(2000年代生まれ)』や『10後(2010年以降生まれ)』の多くが、ニューメディアのプラットフォームを通じて漢服について理解を深めている。彼らは今後、漢服のより良き発展の道を切り開いていくことだろう。『90後(1990年代生まれ)』は現在、科学普及活動を進めており、より多くの人に漢服の存在を知ってもらおうとしている。『00後』は、漢服を生活に取り入れ、日常生活でなくてはならないものとなっている」との見方を示した。

そして解明麗さんは、「漢服について理解する人がますます増えたのち、中国はそれ専用の祝日を新たに設けてもいいかもしれない。その日には皆がそれぞれの民族衣装を身に着けて外出し、誰もが他人から非難されることはない。また高齢者の長寿の祝いや子供の成長の節目、成人式、卒業式、端午節、七夕祭りなどの特別な日や祝祭日に、人々は皆、漢服で祝ってもいいかもしれない。そうすることでより一層セレモニー感が増す体験ができると思う」との考えを述べた。(編集KM)

「人民網日本語版」2019年6月19日

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