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どう見る?中国で広がる漢服ブーム
  ·   2020-08-28  ·  ソース:人民網
タグ: 漢服;消費;文化
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近年、中国では漢服が大流行し、街中や公園、観光地だけでなく、書店や博物館などでも、髪をアップスタイルにし、漢服をなびかせる女性らをしばしば見かける。人民日報海外版が報じた。

天猫服飾などの機関が最近発表した「2020漢服消費動向洞察報告」によると、ここ3年、漢服市場は爆発的な成長を見せている。2019年、オンラインショップ・淘宝における漢服の売上高は初めて20億元(1元は約15.4円)を超え、阿里巴巴(アリババ)のいくつかのネット販売プラットフォームで漢服を購入した消費者の数は2000万人の大台に近づいた。

漢服ブームの背後で、新興の文化消費市場が急速に成長している。

過熱を続けるブーム

「豈に衣無しと曰い、子と裳を同じうせんや(豈曰無衣、与子同袍)という漢詩があるが、漢服愛好者は互いに「同袍」という言葉で呼び合う。中国伝媒大学で中国語を専門に学ぶ女子大学生・徐芸さん(20)も「同袍」の一人で、同校のサークル「子衿漢服社」のリーダーだ。子供の頃から中国の歴史ドラマが大好きだったという彼女は、中学生の時に漢服に出会い、高校生の時にサークル・漢服社に入った。「初めは単純にきれいだと感じた。その後、好奇心が生まれ、最後は漢服の奥深い文化に完全にはまってしまった」と徐さんは言う。

「子衿漢服社」は、中国伝媒大学で13年前に立ち上げられた漢服学生サークルで、毎年、100人以上の新メンバーを迎えている。徐さんによると、サークルでは、毎年旧暦3月3日に漢服を着て公園などにでかけるほか、知識の普及講座や漢唐舞教室、古琴教室なども開設している。

「子衿漢服社」は、数多くある漢服サークルの縮図にすぎない。そして若者の間で漢服が受け入れられ、好まれるようになっていることを示す実例でもある。

動画共有サイト・bilibili(ビリビリ)では、漢服関連のうp主が毎年倍増している。統計によると、19年、bilibiliの中国風スタイル愛好者の数は8347万人に達し、うち83%が24歳以下の若者だ。微博(ウェイボー)では、「漢服」関連の話題のクリック数は29億2000万回に達している。また、ショート動画共有アプリ「抖音(Tik Tok)」で「漢服」を検索すると、151万8000件の動画がヒットし、再生回数は380億6000万回に達している。

北京服装学院の蒋玉秋准教授は、「漢服を好んで着る若者がどんどん増えている。その最も根本的な原因は、伝統的な服飾文化自体に魅力があるからだ。伝統的な服の形や構造、染色・紡績技術、さらに無限のイノベーションの可能性がある。漢服はスーツやチャイナドレス、人民服などと同じで、今あるたくさんのファッションのうち一つの選択肢。多くの国、例えば日本や韓国などでは、伝統的な和服や韓服が洋服と併用され、自然に一般生活に溶け込んでいる。どんな服を着ている人に対しても、奇異の目で見ることなく平常心で接してほしい」と話す。

文化に対する自信の表れ

多くの若者が中国の伝統的な服に注目し、それを選び、さらにそれをファッションやトレンドと見なすようになっている。それは、漢服が古式ゆかしい雰囲気を漂わせているからだけではない。その背後で、中国の人々が自国の文化に自信を持つようになっていることも原因だ。若者が中国の素晴らしい伝統文化を愛するようになっているのだ。

漢服ブランド「重回漢唐」の創業者で、「中国華服デー」組織委員会のメンバーであもる呂暁■(■は王へんに韋)さんは取材に対して、「組織委員会の調査によると、多くの若者が漢服を着たり漢服を好んだりするようになっているのは、今の中国の青年が文化に自信を持っていることの表れだ」と説明した。

蒋准教授は、「これは、天の時、地の利、人の和などの社会的環境の下、自然に形成された選択肢の一つだ。国の文化に自信を持つ雰囲気や、大学での文化伝承の実践、業界のデザインの面でのイノベーションの取り組み、個人的に伝統衣装を好む人の増加などが、多くの人が伝統衣装を選ぶようになった原因だ」と分析する。

呂さんは、「近年、漢服は大衆文化における影響力が高まっている。国や社会の牽引があった他にも、数多くの『同袍』が十数年にわたりたゆまない努力を続けてきたこともその背景にある要因だ。その他、動画サイトの普及により、漢服を着ることのできるさまざまなシーンがリアルな形で提示され、漢服と一般の人の距離が縮まった。Bilibiliや抖音、快手などのサイトには、漢服を着たシーンや着用スタイルが数え切れないほどある。そうした動画の中で、人々は漢服を着て旅行に行き、火鍋を食べ、コーヒーを飲んでいる。多くの人の漢服に対する固定観念が破られ、普段の生活の中でも漢服を着てもいいのだと感じるようになっている」と話す。

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