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「中国のオンライン文学ブーム」、世界中で引き続き加熱中
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· 2021-03-11 · ソース:人民網 |
タグ: 文学;オンライン;文化 | 印刷 |
なぜ、海外の読者の間で、中国のオンライン文学が人気を博しているのだろうか?中国作家協会オンライン文学研究院の副院長を務める、杭州師範大学文化クリエイティブ産業研究院の夏烈・院長は、「内因を見ると、人の感情というのは共通しており、オンライン文学は読者に共通する精神的ニーズにマッチしている」との見方を示す。閲文集団の程武・最高経営責任者(CEO)・程武氏は、「文化的魅力が、非常に心に訴えかける物語の中に組み込まれている。物語は、いろんな民族、国の人々が共感を覚えることができ、文化交流の強固な架け橋となる。現在、便利なインターネットを通して、オンライン文学が、膨大なユーザー基数、豊富で幅広いテーマ、インタラクティブ・共同創作などの特徴を武器に、文化交流のためのさらに大きな舞台を整え、その内面的価値を大きくしている」と分析する。
2018年4月、「起点国際」は、海外のオリジナル作品創作機能を追加したのを背景に、「創作の道」を歩み始める海外の作者が増えている。東洋文化のシンボル的要素が、たくさんの海外のオリジナル作品でも輝きを放っているほか、繁栄した上海の大都会、都市間鉄道などの中国の現代社会的要素も作品の中に度々登場する。たくさんの作品の世界観の枠組みは、中国のオンライン文学の影響を大きく受けており、世界の各地域の特徴と融合して、オンライン文学の「逆輸入」が実現している。
程氏は、「スパイダーマンやアイアンマンなどのヒーローが、世界中のファンの心を繋ぐキャリヤーとなっていると同じく、オンライン文学も、中国の物語の描写やさまざまな文化・娯楽形式による発信を通して、中国のオリジナル作品が次々に芽を出すよう舞台を整え、それらが中華民族の特徴を含み、世界のユーザーが共感を覚える文化的シンボルマークへと成長できる機会を得るようにしている。オンライン文学は既に、世界が中国を知る重要な文化的代名詞となっていると言える。その文化的魅力や創作スタイルは世界市場で推進されるポテンシャルを秘めている」との見方を示した。(編集KN)
「人民網日本語版」2021年3月10日
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