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中国のネット文学作品が累計1600万作品に 翻訳版も海外で人気
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· 2018-09-19 · ソース:北京週報 |
タグ: 文学;翻訳;文化 | 印刷 |
2017年末の時点で、中国のネット文学の作者数はすでに1400万人に達し、各種ネット文学作品の数は累計1647万作品(種)となり、有名な文学賞を受賞している作品も数多い。また、中国のネット文学作品に注目する海外のネットユーザーも日に日に増加しており、500作品以上が既に英語や日本語など十数ヶ国語に翻訳されている。そして、海外の中国ネット文学を掲載するサイトの1日当たりのアクセス者数は50万人以上で、1日の平均アクセス回数は500万回以上になっている。中国新聞網が報じた。
第2回中国「ネット文学+」大会が14日、北京で開幕し、「2017年中国ネット文学発展報告」が発表された。
膨大な量の作品に描かれている内容とは?
報告によると、中国の主流ネット文学プラットフォームでは、現実がテーマの作品が全体の52.5%を占めているという。また、その創作周期は伸びており、62.6%の作品の創作周期が1年以上だった。
「傑作」と呼べるネット文学作品も続々と誕生しており、「繁花」や「遍地狼煙」、「網絡英雄伝」、「大江東去」などは、「茅盾文学賞」などの権威ある文学賞を受賞した。また、17年末の時点で、中国のネット文学作品のうち6942作品が紙媒体として書籍出版され、1195作品が映画化、1232作品がドラマ化、605作品がゲーム化、712作品がアニメ化された。
ネット文学の小説家の数は?
報告によると、中国のネット文学の作者は非常に多く、契約者数も激増している。17年末の時点で、中国の大手ネット文学サイト45サイトの登録者数は1400万人に達しており、うち契約者は前年同期比約10万人増の68万に達している。47%が本職としてネット小説を執筆しており、53.1%が3年以上の経験を持つ。
報告によると、ネット文学の作者の年齢層も幅広い。うち、30歳以下が全体の70%以上を占めている。20歳以下の若手作者が10%以上を占め、頭角を現しているのは注目に値する。作者の13.8%は北京や上海などの一線都市で暮らしており、二、三線都市で暮らしている作者の割合は34.8%と51.4%だった。
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