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今年は何が選ばれた? 2019年流行語トップ10発表
  ·   2019-12-04  ·  ソース:人民網
タグ: 流行語;文学;文化
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中国の語言文学雑誌「咬文嚼字」編集部は2日、「2019年流行語トップ10」を発表した。今年は「文明互鑒(文明の相互参考)」、「区塊鏈(ブロックチェーン)」、「硬核(ハードコア)」、「融梗(パクリネタ)」、「××千万条、××第一条(××は数え切れないほどあるが、一番大切なのは××)」、「檸檬精(レモンの精)」、「996」、「我太難/南了(辛すぎる)」、「我不要你覚得、我要我覚得(君がどう思うかではなく、俺がどう思うかが大事)」、「霸凌主義(覇権主義)」が選ばれた。

一、文明の相互参考(文明互鑒)

文明の相互参考とは、世界のさまざまな文明間の交流を強化し、互いに参考にし合うという考えだ。2014年3月27日、中国の習近平国家主席は、国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)本部で講演した際、「文明は交流によって多彩になり、相互参考によって豊富になる」と語った。その後この5年間にわたり、習主席は一連の重要な公式の場で、何度も「文明の交流と相互参考」に言及してきた。この言葉は今、さらに深みを増しており、影響も拡大している。今年5月15日、習主席はアジア文明対話大会の開幕式で、再び「文明が多彩なため、交流ができ、交流することで、相互参考ができ、相互参考することで発展できる」と力強く語り、世界の人々の共感を集めた。「文明の相互参考」は、人類運命共同体を構築するための人的・文化的基礎で、各国の国民が親睦を深めるための架け橋で、人類社会の進歩を促進する原動力で、世界の平和を守るための架け橋でもある。「文明の相互参考」はすでに世界の流行語となっており、海外メディアや中国国内メディアで広く使われている。

二、ブロックチェーン(区塊鏈)

ブロックチェーンとは情報技術分野の専門用語。その本質はデータベースの共有であり、そこに納められるデータや情報は、「偽造できない」、「全ての過程の情報が残る」、「トレーサブル」、「オープンで透明性が高い」、「一括メンテナンス」などの特徴を備えている。それらの特徴を基に、ブロックチェーン技術は、「強固な信頼」の基盤を築き、信頼できる「協力」メカニズムを作り出すことができ、それがさまざまな分野で運用できるようになると期待されている。今年1月10日、中国国家インターネット情報弁公室は「ブロックチェーン情報サービス管理規定」を発表した。今年10月24日、習主席は「コア技術であるブロックチェーンは、自主イノベーションの重要な突破口。ブロックチェーン技術や産業のイノベーション発展の促進を加速させなければならない」と強調した。このように「ブロックチェーン」という言葉はすでに人々に広く知られるようになり、社会的にも注目を集めている。

三、ハードコア(硬核)

英語から来ているハードコアは元々、より暴力性や攻撃性を強調し、激しいリズムを特徴としたロックのジャンルの一つだった。しかし、中国では、「コアオーディエンスにとって、難度が少し高く、それを楽しむためのハードルが高いもの」を指して使わるようになった。例えば、難度の高いゲームが「ハードコアゲーム(hardcore game)」と呼ばれるといった具合だ。そして、近年、「ハードコア」はさらに、「すごい」、「大胆」、「ストイック」であるなどの意味も表すようになり、「ハードコア規定」、「ハードコアママ」、「ハードコアゲーマー」、「ハードコア人生」などといった具合に使わるようになった。今年春節(旧正月)明けに公開されたSF映画「流転の地球(原題・流浪地球)」が大ヒットして、「ハードコアSF」が話題となり、「ハードコア」という言葉に対する注目度がさらに高まった。

四、パクリネタ(融梗)

「融梗」の「梗」は芸術作品などにおける笑いどころや物語におけるストーリーやパート、アイデアなどを指す「哏」という漢字と発音が似ていることからこの字があてられている。そして「融梗」とは、他人のユニークなアイデアを自分の作品の中に取り込むことを指す場合に使われる言葉。近年、一部の文芸作品が「盗作」ではないかという疑惑が浮上し、ネットでは、「パクリネタ」に関する議論が度々行われてきた。しかし、「理に適った範囲での参考」なのか、「違法な盗作」なのかという境界線は曖昧で、それをめぐる結論は一向に出そうにない。今年10月末、映画「少年的你(Better Days)」が大ヒットしたものの、原作となった小説が日本の推理小説作家・東野圭吾の複数の作品の「パクリ」ではないかとの疑惑が浮上し、ネットユーザーらの間で議論が巻き起こった。この疑惑をめぐり、学者の易中天氏は微博(ウェイボー)で、「本当の天才は別として、他の作家の作品を全く参考にしていないという作家はほとんどいない。他人の作品を不器用にコピーしたり、直接パクったりしているのか、それともうまく参考にしてそれを自分のものにしているのかがカギだ」との見方を示し、「パクリネタ」という言葉が再び注目を集めた。

五、××は数え切れないほどあるが、一番大切なのは××(××千万条、××第一条)

映画「流転の地球」は高く評価され、中国国内で大ヒットとなった。劇中、何度となく流れた「道路は数え切れないほどあるが、一番大切なのは安全。交通ルールを守らないと、家族が涙を流します」という交通安全の標語がたちまちトレンドとなった。この標語は語呂合わせがいいわけでもなく、実際に読もうとすると舌を噛んでしまいそうだが、その内容はとてもリアルで、人々の安全に対する意識を高め、多くの人が共感を覚えた。そしてその後、「健康の秘訣は数え切れないほどあるが、一番大切なのは睡眠」や「スキンケアの方法は数え切れないほどあるが、一番大切なのは科学的であること」、「祝福すべきことは数え切れないほどあるが、一番大切なのは健康」など、「××は数え切れないほどあるが、一番大切なのは××」を派生させることでその使用範囲が広がり、社会的に流行した。

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