外交部の劉建超報道官は14日の会見で、日本で発生した中国製ギョーザによる中毒事件について質問を受け、「中日双方に、この問題を適切に解決するに十分な知恵があると信じている。このような事件が、両国間で間もなく行われるハイレベル訪問に影響をもたらすこともないと信じている」と表明した。劉報道官の発言は次の通り。
第1に、中国はこの事件の情報を得て以降、高度に責任ある姿勢で、ただちに調査を展開した。中国側は自分で調査を行うだけでなく、日本側と協力して調査を行った。中国政府と中国の関係企業が示した責任ある姿勢は、日本政府と日本の消費者の理解を得るべきだ。
第2に、国家品質監督検査検疫総局の基本的な判断から見て、これは構造的な食品安全問題ではなく、個別の事案だ。両国の品質検査当局、公安当局が合同調査チームを立ち上げ、事件について一層の調査を進めることを希望する。
これは厳粛な問題であり、この問題を明らかにすることは、中国製品に対する日本の消費者の信頼を回復するうえでも、両国間の正常な経済貿易協力を実施するうえでも非常に重要だ。わたしは前回、「中国側はこの問題を徹底的に調査する。日本側にも積極的な協力を求める」と述べた。(編集NA)
「人民網日本語版」2008年2月15日 |