2008年までに、内モンゴルの林業用地は4400万ヘクタールになり、土地総面積の37.2%を占め、森林面積は2366万ヘクタールで、全国の1位となっていることが最近公表された第7次全国森林資源調査でわかった。
この10年で、内モンゴルの林業への投資は370億元に達し、森林面積は780万ヘクタール拡大し、年平均66万6600ヘクタール増となっている。現在、生態系の整備は空前の規模に達し、林業生産は著しい発展を遂げており、科学技術による林業の発展や法に則った管理などの面で絶えず進歩している。08年の調査によると、2003年と比べ、森林面積は267万ヘクタール、林木蓄積量は約7000万立方メートル増えた。一方、荒漠化と砂漠化地域の面積は減りつつある。5大砂漠周辺の重点整備地域の砂漠化拡大が抑止され、その面積が比較的安定状態となっている上、森林と草地の被覆率が上昇し、砂漠化地域が縮小ししつつある。科爾沁(ホルチン)砂地、毛烏素(マウス)砂漠地帯の生態環境は全般的に回復を見せている。
「北京週報日本語版」2009年11月23日 |