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成思危氏「中国が世界の経済成長への貢献率20%以上に」

北京国際金融フォーラム主席で元全国人民代表大会常務委員会副委員長の成思危氏は15日、各国の共同努力により世界経済の最も困難な時は過ぎ去ったと話した。中国経済はすでにどん底から上向きに転じて明るい見通しが立ち、世界経済は紆余曲折の復興の道を歩みつつある。成氏は2011年には世界経済はプラス成長にまで回復するとの見方を示す。中国証券報が伝えた。

今回の金融危機で全世界は中国に大きな期待を寄せ、中国がリーダーになることを期待する声まであがった。しかし、中国のGDPは世界のわずか6%に過ぎず、中国の1人当たりのGDPは世界100位にも入らない。このため中国がリーダーとなるのは不可能といえ、国力と発展の程度相応の責任を果たすしかない。中国はまず、自分のことをきちんとすること。今年の中国経済の成長率が8%に達すれば、世界の経済成長への貢献率は20%を超える。これも中国が世界経済の発展に貢献することにつながる。

成氏は次の6つのバランスをうまく取るよう提案する。

(1)貯蓄と消費のバランス。東洋はどんどん消費し、西洋は貯蓄を増やす。

(2)内需と外需のバランス。金融先進国のデレバレッジは必然的に需要を減退させ、製品・資源生産国に生産過剰をもたらすため、発展途上国は内需拡大を図ること。

(3)金融革新と金融管理のバランス。金融革新の本質は革新を通じて相殺を行うことだが、リスクが大きい。金融管理は行き過ぎた投機を防止し透明度を高め、マネーロータリングとホット・マネーへの管理を強化することにある。

(4)バーチャル経済と実体経済のバランス。バーチャル経済は「お金がお金を生む」。金融危機前は500兆ドル以上あった世界全体のGDPが今ではわずか61兆ドルになった。両者には適切な割合が必要。

(5)経済発展と持続可能な発展のバランス。人類はエコ復活の道を歩むという自らの発展の方向性を再度考えなければならない。気候変動を解決する根本的な対策は再生可能エネルギーやクリーンエネルギー等新エネルギーの開発にある。

(5)地域の一体化と経済のグローバル化のバランス。(編集KA)

「人民網日本語版」2009年11月16日

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