林国本
長年、中日友好、日中友好の事業に献身してきた、中日両国のさまざまな分野の人たちが、中国の建国60周年を祝い、自分たちの有意義な人生の歩みをふりかえるため北京市内のホテルに集い、旧交を温めた。
今回の交歓会のため、日本からは東京華僑総会名誉会長陳焜旺氏を名誉団長、西堀正司(社)日中友好協会常務理事を団長とする日本側の「老日中クラブ」代表団が訪中した。
中国側は「老中日クラブ」、中国国際友人研究会、中日関係史学会、中日経済技術研究会、日中科学技術文化センターが共催のかたちで、旧友たちを暖かく迎えた。
中国側と日本側のかなりの人たちは、中日国交回復以前から長いお付き合いのある人たちで、とくに日本側の人たちのなかには、冷戦思考が蔓延する日本の当時の現実の中で、雨あり風ありの苦労を重ねてきた人たちが何人もいた。
そのなかには中国にずっと好感をもっていた人もいるし、また、浜口猛比古氏のように旧日本陸軍士官学校出身の人もいた。浜口さんは、戦後、日中友好貿易に携わり、今は、日中交流の次の世代を育てるために日本語学校を設立し、次々と人材を育てている。
交歓会では、西堀団長がアンコール、アンコールの拍手と歓声の中で、中国の歌や日本の歌を披露し、余興にも大きな盛り上がりが見られた。
交歓会では、なが年日中友好のために貢献してきた日本人友人や陳焜旺氏らが表彰された。
「チャイナネット」 2009年10月19日 |