阿壩チベット族チャン族自治州松潘県、岷山の主峰である雪宝頂の北東部に位置し、主な景区の面積は700余平方キロ、黄竜溝、丹雲峡、牟尼溝などの景勝からなり、黄竜は彩池、流れと州、雪山、峡谷、森林、滝の「六つの絶品」で世に知られ、露天岩石の景観、自然風光、民族風情を一体に集める総合的風景名勝地である。
主観光区である黄竜溝にある巨大な塩カル岩石景観は現在世界で規模が最も大きく、最もよく保存されたカルスト地形である。世界で三つの「最も」――最も壮観な露天塩カル彩池群、最も大きい塩カル流れと州、最も大きい窪んだ塩カル壁がある。塩カル彩池は黄竜の最も主要な景観であり、黄竜の彩池は全部で8ヵ所、2300余りがあり、彩池が幾重にも相連なって、高いところから低いところへ、段々畑の形を呈して並んでいる。黄竜の彩池を「カラー池」と呼ばれている。カラー池の水はだんだん上にあふれ、せき止めのないところを坂に沿って流れ落ち、黄竜のまた一つの景観――塩カル流れと州を形成している。その主体部分は全長2500メートル、幅30-170メートル。
カルシウムの流れは傾斜起伏する溝谷の間を、陽射しの下で黄金色の流砂のように流れ落ち、「金沙がいっぱいに広がる」美しい景観を形成している。
1982年、黄竜は国家クラス重点風景名勝区、1991年、「中国観光勝地ベスト40」と指定され、1992年、正式に「世界自然遺産」に登録され、2000年、「世界人と生物圏保護区」に組み入れられ、2002年、「緑の地球」(Green Globe21)と指定されている。同時に国家AAAA観光地でもあり、中国で同時に三つの国際桂冠をもつ最高級の風景名勝区となっている。
URL www.huanglong.com
「北京週報日本語版」 資料
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