財政部は今年、省エネ・排出削減事業の推進を強力に後押しするため、270億元の特別予算を組む。中央建設投資で組まれた148億元を加えると、今年の中央財政の省エネ・排出削減推進予算は計418億元になる。
特別予算270億元の内訳は、10大重点省エネプロジェクトに75億元、中西部の都市パイプネットワークの建設に70億元、立ち後れた生産設備の淘汰に40億元、「三河三湖」と松花江流域の整備に50億元、環境モニタリング施設の整備と省エネ基礎事業に35億元。
財政部の張少春副部長は「財政部は現在、省エネ・排出削減を支える長期有効な制度の構築を研究している。重点は省エネ・排出削減を後押しする税制の早期策定、省エネ製品政府強制買付制度の構築、都市部における汚水処理と汚染排出費徴収制度の整備、緊急対策と抜本的対策の段階的な達成、省エネ・排出削減における企業の積極性の喚起だ」と指摘する。
「人民網日本語版」2008年3月25日 |