中国共産党中央政治局は28日会議を開き、中国共産党16期中央委員会第7回全体会議と中国共産党第17回全国代表大会の準備作業について検討するとともに、中共中央紀律検査委員会が第17回党大会に提出する活動報告案を審議した。会議は胡錦涛中共中央総書記が主宰した。
会議は、第16期中央委員会第7回全体会議を10月9日に北京で開くことを決定。また中央政治局はこの会議で、第17回党大会を10月15日に北京で開くよう提案する。
会議は、第17回党大会は改革と発展がカギとなる段階にある時期に開かれる非常に重要な大会だと強調した。大会では、中国の特色のある社会主義という偉大な旗じるしを高く掲げ、鄧小平理論と『三つの代表』の重要な思想を指導とし、科学的発展観を深くかつ着実に実施するとともに、第16回党大会以降の5年間の活動を真しに総括し、改革・開放以降の党が全国の各民族人民を団結させ率いて中国の特色のある社会主義を建設してきた偉大な歴史過程と貴重な経験を回顧し、総括する。また、改革・開放と社会主義近代化建設の全面的な推進、党の建設と新たな偉大なプロジェクトの全面的な推進について戦略的政策を制定する。全党と全国の各民族人民に対し、思想を引き続き解放し、改革・開放を堅持し、科学的発展を推進し、社会の調和を促進して、いくらかゆとりのある社会の全面的な建設という新たな勝利を収めるため、また中国の特色のある社会主義事業に新たな局面を切り開くため奮闘するようさらに呼びかける。大会では選挙で新しい中央委員会と中央紀律検査委員会が選出される。
また会議は、大会の各準備作業は現在順調に進んでいるが、開催を成功させるために引き続き準備作業を着実かつ円滑に行うよう指摘した。
「北京週報日本語版」2007年8月29日 |