写真は石刻大蔵経の破片。
四川阿バ州壤塘県棒托寺には約50万枚の明・清時代の大蔵経「甘珠爾」と「丹珠爾」が収蔵されている。大蔵経は左の高さが9.7メートル、右は9.2メートル、長さ46メートル、左の幅は160メートル、右は13メートルで、面積は598平方メートルにおよぶ。現在世界でも保存状態が最もよく、最大規模で、内容が最も充実した石刻大蔵経だ。史料によると、明末期から清初期にかけて石彫職人60人以上が9年かけて刻んで作られたと言われるこの大蔵経は、刻まれた経文の対象の広さや筆法の流暢さ、バランスのよさなどが際立ち、文化財や芸術品として高い研究の価値を持つ。中国新聞網が伝えた。(編集YH)
「人民網日本語版」2013年8月5日
写真は積み重なった石刻大蔵経。
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