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◇NHKのラジオ講座が面白い◇
~中国文化理解し、関係改善の契機にも~
斎藤文男(元・南京大学日本語学部専家)  ·   2015-12-01
タグ: 日中関係;中国語;中日交流
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◇中国人がどきりとする日本語クイズも◇

現在の日中関係は、10月に発表された日中民間の共同世論調査によると、相互の国に対する印象は昨年より少し好転している。それでも日本人は88.8%(前年は93.0%)が中国に対して「よくない」(どちらかといえばよくないを含む)印象を持っている。中国人も日本に対しては78.3%(同86.8%)が「よくない」(同)印象を持っていた。昨年より3.8ポインから10.1ポイン双方で減少し、印象はやや好転しているものの、8、9割近くの人たちが相手の国に対して悪い印象を持っているのは正常ではない。1000年ほど前、日中間は互いに相手の国を敬い漢詩などを通じて良好な文化交流があった。しかし近年になり、日本はもとより、中国の大学で日本語を専門に学んでいる中国人学生でも、自国の漢詩にあまり関心がなくなっているようだ。私の授業で中国の漢詩を教材にして、中国語で朗読した後、日本語で訓読をしたが学生はあまり興味を示さなかった。

NHKの「レベルアップ中国語」の講座12月号では、日本語と中国語で意味が変わる漢字語、中国人がどきりとする日本語などクイズとなぞなそがある。京劇道化役のセリフやだじゃれを含めた小話などのユーモアも取り上げている。中国語を学びながら中国の文化に対する関心が高くなり相互理解が深まれば、1000年余前の相互の絆を呼び戻し、悪化している日中関係の鎖を解きほぐす契機になることを期待したい。

「北京週報日本語版」2015年12月1日

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