国際パラリンピック組織委員会(IPO)は3日、北京で執行委員会会議を開いた。北京五輪組織委員会の劉淇主席(中国共産党中央政治局委員、北京市党委書記)は、開催の挨拶において、北京パラリンピックの各準備が全面的に完了したと報告した。これまでに、パラリンピックスタッフおよびボランティア4万人以上が全て持ち場に就き、北京・青島・香港などの共催都市では、大会運営、レセプションサービス、都市運営などの各方面で万全の準備が整い、世界各国から集まる選手および観客を熱くもてなし、北京パラリンピックの栄誉と喜びを共に分かち合う。
劉淇氏によると、北京五輪組織委員会は、北京パラリンピックに参加する全ての選手およびファミリーメンバー(大会関係者)に、一流の競技と生活の場を提供し、規範的で効果の高い大会運営を展開していく。また、空港・選手村・各競技会場・指定医院などは、重点的に一人ひとりに合わせたサービスを行っていく。このほか、北京五輪組織委員会はメディアに対するサービスにより力を入れ、心を尽くしてパラリンピック開幕式などのイベントを執り行い、特色ある、レベルの高いパラリンピック開催を実現していく。
IPCのクレーブン会長は、「北京パラリンピックの準備に対し非常に満足している。北京パラリンピックの準備は非常に行き渡っており、『2大会(五輪・パラリンピック)とも、同様に素晴らしい』というスローガン通りだ。今回のパラリンピックが大成功に終わることを信じている」と述べている。(編集WM)
「人民網日本語版」 2008年09月04日 |