五輪期間の大気の質を改善するため、7月20日から汚染物排出量を減少する対策措置が全面的に実施された。
冶金、建材、石油化学などの重点的な企業および業界は、すでに五輪期間の一時生産停止および汚染物排出量減少方案の実施が始まっている。北京市のセメント工場27社および採石・石灰生産企業106社はすでに生産を一時停止している。燕山セメント工場は7月19日から生産停止し、点検修理が始まっている。北京市のその他のセメント生産工場26社、西南地域にある採石場および石灰生産企業106社もすでに生産が一時停止されている。7月18日には、首都鋼鉄有限公司(首鋼)の第3高炉、第2工場の転炉1基などがその運営を停止し、月間生産が20万トンに縮小された。冶金、建材の汚染をもたらす18社の重点企業のうち、2社は生産停止、2社は主要な生産設備の運用停止、14社が汚染をもたらす一部の工程の運営を停止させるなどの措置をとり、汚染物排出の30%減少を実現した。
4大火力発電所(高井、京能、国華、華能)は、二酸化硫黄の排出が少ない良質な石炭を使用するほか、排煙脱硝装置の運営を強化し、汚染物排出基準をクリアするとともに、さらに汚染物排出を30%抑える。(編集WM)
「人民網日本語版」2008年7月21日 |