北京五輪の試合開催地となる北京・天津・上海・瀋陽・青島・秦皇島の衛生安全(食品、飲み水、公共場所、化学物質中毒、放射線防護など)を確保するため、衛生部は専門家を組織し、5月22日から6月3日まで、上記6都市の衛生保障活動に対する監査活動を行った。
監査では、五輪試合が行われる各都市が、▽現地の衛生保障の実態に応じて、国務院と衛生部の五輪衛生保障活動に関する指示に従い、競技場内外の衛生保障活動の計画と緊急対応マニュアルを制定し、実践の過程で改善を続けている▽衛生保障関連の育成活動を積極的に展開している▽公共衛生関連の突発事件の処理にあたる緊急対応チームを組織し、緊急事態の訓練を通じて、緊急事態における問題をただちに発見できるようにし、緊急対応の経験を積み、緊急対応能力を向上させている▽五輪衛生保障活動に多くの経費を投じ、衛生保障に対する技術サポートを強化し、五輪衛生保障水準を向上させている――ことが確認された。(編集MA)
「人民網日本語版」2008年6月27日 |