習近平国家主席は5日、赤十字国際委員会（ICRC）のミリアナ・スポリアリッチ総裁と北京の人民大会堂で会談した。新華社が伝えた。

習主席は、ICRCの設立以来160年にわたる国際人道主義における成果に富む活動を高く評価し、世界の平和・進歩に対するICRCの重要な貢献を称賛した。

習主席は「人道主義は異なる文明を結束させられる最大のコンセンサスだ。中国は人民至上の理念を堅持し、人類史上最大規模の貧困脱却の難関攻略戦に打ち勝ち、新型コロナウイルスのパンデミックを前に、自国民の命と健康を守っただけでなく、史上最大規模の世界的な人道支援活動を繰り広げた。中国が国際人道事業の積極的な擁護者、参加者、貢献者であることは、事実が証明している。中国はICRCと一層緊密に協力し、人類の平和と進歩を促進する事業のために重要な貢献を果たすことを望んでいる」とした。

スポリアリッチ総裁は「ICRCは国際人道事業における中国の積極的な役割と重要な貢献を高く評価しており、中国側と協力を一層深め、世界の平和的発展及び国際人道事業の促進に新たな貢献をすることを期待している」と述べた。（編集NA）