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歴史の潮流に順応してこそ勢いに乗ることができる
  ·   2020-01-22  ·  ソース:人民網
タグ: WEF;世界経済;政治
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習近平国家主席が3年前に世界経済フォーラム(WEF)年次総会の開幕式で行った基調演説は、十字路に立つ経済のグローバル化に方向を指し示すとともに、より公正で理にかなったグローバル・ガバナンス体制の構築に中国の知恵を示した。(文:Zivadin Jovanovic・セルビアBelgrade Forum for a World of Equals会長。人民日報掲載)

近年、経済のグローバル化は逆風に遭い、特定の西側先進国が保護主義を実行している。高度に相互依存するこの世界において、保護主義は非常に近視眼的な行為であるだけでなく、極端に無責任な行為でもある。元々回復力に乏しかった世界経済にとって、保護主義が泣き面に蜂となったことは間違いない。反グローバリズムに勝手な真似をさせ続ければ、世界経済の見通しは一層悲観的なものとなる。

世界が大事な瀬戸際にある時、習主席はスイス・ダボスで重要な主張をした。「歴史的に見て、経済のグローバル化は社会生産力の発展における客観的要請及び科学技術の進歩による必然的結果であり、特定の人々や国々が人為的に造り出したものではない。経済のグローバル化は世界経済の成長に力強い原動力を与え、商品と資本の移動、科学技術と文明の進歩、各国の人々の交流を促進した。経済のグローバル化にうまく適応し、これをうまく誘導し、経済のグローバル化の負の影響を解消して、経済のグローバル化が各国、各民族により良く恩恵を及ぼすようにする必要がある」。習主席は経済のグローバル化がもたらすチャンスと試練を客観的に分析し、弁証法的思考を用いて経済のグローバル化の進むべき方向を指し示した。

過去数10年間で国際経済のパワーバランスは深く変化した。新興国と途上国は世界経済の成長への寄与率がすでに80%に達しているが、グローバル・ガバナンス体制にはまだ新たな構造が反映されておらず、代表性と包摂性が不十分だ。習主席は「世界経済ガバナンスは停滞して後れを取っており、世界経済の新たな変化に適応するのが困難だ。グローバル・ガバナンス体制は国際経済構造の新たな要求に適応して初めて、世界経済を力強く保障することができる」と指摘した。習主席はグローバル・ガバナンスの問題のありかを指摘しただけではなく、それ以上に重要なことに、解決策を示したのだ。

歴史が証明しているように、潮流に順応してこそ勢いに乗ることができる。習主席の提唱したグローバル・ガバナンスの新理念は国際社会の一致した賛同と称賛を得て、すでに、また現在もポジティブな影響を生じている。EUの首脳はEUが多国間主義の揺るぎない擁護者であり、保護貿易主義と一国主義に反対し、公平で正義のある世界秩序の構築を主張していることを、重要な場で繰り返し表明している。習主席の演説には深遠な意義があり、国際秩序の多極化こそが世界の平和・安定・発展の礎であるとの認識を人々は深めている。

過去3年間で国際社会が反グローバリズムの風潮を力強く阻止し、一国主義が支持されなくなってきたことを、我々は嬉しく思う。G20、BRICS、BRICS新開発銀行、アジアインフラ投資銀行(AIIB)といった国際協力の枠組みがグローバル・ガバナンスにおいて一層重要な役割を果たすようになってきている。「一帯一路」共同建設のコミュニティーは拡大し続け、平等・互恵、協力・ウィンウィンの理念が国際社会の広範な呼応と支持を得ている。事実が繰り返し証明しているように、経済のグローバル化の時代にあって、人類運命共同体という意識を確立してこそ、世界にはさらに素晴らしい明日があるのだ。(編集NA)

「人民網日本語版」2020年1月22日

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