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世界にボーナスを還元する中国の一里塚的発展
  ·   2020-01-21  ·  ソース:人民網
タグ: 消費;経済;政治
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中国国家統計局が先日発表した2019年の中国経済の成果は注目すべき点が多かった。特に目を引くのは1人当たりGDPが1万ドルの大台に乗ったことだ。海外のウォッチャーはこれを、中国経済の発展にとって一里塚であり、中国経済発展の力強い原動力と巨大な潜在力をはっきり示すものだと見ている。新華社が伝えた。

1人当たりGDPは国や地域の経済発展水準を示す重要な指標だ。2001年に中国の1人当たりGDPは1000ドルに達した。それから20年足らずで、10倍の成長を実現した。「NIKKEI ASIAN REVIEW」ウェブ版は「14億人の生活水準が多大な改善を得た。これは歴史において、経済が最も急速に成功を収めた模範例の一つだ」と指摘した。

世界銀行の統計では、2018年に1人当たりGDPが1万ドル以上のエコノミーの人口は15億人近くだった。中国の1人当たりGDPが1万ドルを突破したことで、これは2倍に相当する30億人近くに急増した。海外メディアはこれを、発展途上の新興エコノミーである中国の世界への貢献と評した。

1人当たりGDPの増加に伴い、巨大な中国の消費者市場は各国の企業にとって「金鉱」となった。米国のある投資戦略アナリストは中国を「最良の消費者市場」と断言する。

消費規模を見ると、2019年に中国の消費財小売総額は40兆元を突破し、中国は世界最大の消費者市場の一つとなった。消費構造を見ると、サービス消費が伸び、消費行動は日増しに中級・高級消費、改善型消費、個別化消費へと向かっている。

消費の高度化というニーズをより良く満たすため、近年中国は数回にわたり輸入関税を大幅に引き下げた。2020年1月1日からは850品目以上の輸入品に最恵国税率よりも低い暫定税率を適用した。冷凍豚肉から、冷凍アボカド、喘息薬、集積回路製造の重要部品まで。減税リストは広範囲に及び、世界に市場を開放する中国の決意は明らかだ。

中国国際輸入博覧会の開催も、中国にとって世界と発展のボーナスを分かち合う重要な措置だ。第2回輸入博覧会の閉幕から2か月余りで、高級ブランドを多く擁する仏ケリングがすでに第3回輸入博覧会への参加を決めた。ケリングの幹部は、輸入博覧会で中国市場の魅力が示されたと指摘する。

消費者志向の企業にとって、中国は世界で最も重要な市場となる。これは著名な会計事務所デロイトのチーフエコノミストの判断だ。同エコノミストは中国経済は落ち着いた力強い成長を続けるとして、消費分野の成長を非常に楽観視している。

海外の経済ウォッチャーは、現在中国は高所得国入りする正念場にあり、引き続き改革開放を深化し、経済発展の強靭性を強化し、質の高い経済発展を促進して、中国経済発展のボーナスが引き続き全世界に恩恵を及ぼすようにする必要があると指摘する。(編集NA)

「人民網日本語版」2020年1月20日

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