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福田康夫氏「『一帯一路』は人類運命共同体構築の実践」
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· 2019-03-29 · ソース:人民網 |
タグ: 「一帯一路」;人類運命共同体;政治 | 印刷 |
日本の福田康夫元首相は、ボアオ・アジアフォーラム年次総会の会期中に中国新聞社などの取材に応じ、「一帯一路」イニシアティブについて「単純な中国の利益との関係を超えた大きな構造の考えであり、人類運命共同体構築の体現であり実践だ」と述べた。中国新聞社が伝えた。
福田氏は「『一帯一路』イニシアティブの体現するいくつかの理念は日本も賛同するものだ。例えば国の境を越えて全体的な調和を得る、平和のため、世界のより良い発展などだ。日本は現在『一帯一路』への理解を深め続けており、協力できる分野では協力を展開している」と指摘。
人類運命共同体については「世界の全ての人は『地球号』という名の船に乗っており、全ての人は苦難を共にし、共通の方向と目標を持っており、船を安定的に遠くまで前進させるには各者が手を携えてグローバルな難題や試練に向き合う必要があるといったことだ」との考えを示した。
「現在世界は人口、資源、食糧、環境などの問題を抱えている。こうした問題をどう解決するかは、『地球号』上の全ての人が考える必要のある事だ」とした。
新中国成立70周年については「70年間で中国は多大な成功と発展を収めた。現在中国がすべきは現状に甘んじることなく、改革と発展を続け、引き続き国をより良くし、国民がさらに素晴らしい暮らしを送らせることだ」との考えを示し、「中国は強大化するほど、どうすればうまく全体を管理できるか考える必要がある。要するに、世界全体に対する中国の責任は重くなっていく。中国国民は調和を基礎に自国の発展を促進する必要がある」とした。
また、福田氏は、日中関係の重要性が増していると考える。両国の発展は各自の発展にとどまらず、両国の力を結集することで周辺地域に恩恵をもたらし、最終的には世界に積極的な影響をもたらす必要がある。「したがって両国は互いに協力し、交流する必要がある。これは歴史の与えた使命でもある」とした。(編集NA)
「人民網日本語版」2019年3月29日
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