「中国は引き続き海外企業との協力を進め、海外企業が中国の発展の中にあるチャンスを共有することを歓迎する。もちろんこの過程で、海外企業が基本的な原則・道理を尊重し遵守することも希望する」。外交部（外務省）の耿爽報道官は7日の定例記者会見で、独ベンツ社の問題についての質問に答える中でこのように述べた。

ベンツ社は今月5日、インスタグラムにダライの言葉を英語で引用し、6日には謝罪して削除した。翌7日の定例記者会見で記者がこの件について質問した。

耿報道官は、「改革開放がスタートしてからの40年間、中国は海外企業と全方位的な協力を展開し、協力によって中国の発展が促進されただけでなく、海外企業もそこから多くの利益を得ていた」と指摘した。

また耿報道官は、「中国共産党第19回全国代表大会の開催後、中国では各種の建設事業が新時代に突入し、新時代の中国はより自信にあふれた、よりオープンな中国になるとみられる。中国は引き続き海外企業との協力を進め、海外企業が中国の発展の中にあるチャンスを共有することを歓迎する。もちろんこの過程で、海外企業が基本的な原則・道理を尊重し遵守することも希望する」と述べた。（編集KS）

「人民網日本語版」2018年2月9日