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人々を幸福にする世界インターネットガバナンスを
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· 2017-12-05 · ソース: |
タグ: インターネット;デジタル経済;政治 | 印刷 |
第4回世界インターネット大会が3日、浙江省烏鎮で開幕した。習近平国家主席は祝辞で、国際社会と共にネット主権を尊重し、パートナー精神を発揚し、みなの事はみなで協議・処理して、発展の共同推進、安全の共同維持、ガバナンスの共同参加、成果の共有を実現したい考えを強調した。習主席は世界のインターネットの発展の趨勢に対する深い洞察及びサイバー空間の発展・ガバナンスの法則に対する正しい把握に基づき、世界各国と手を携えてインターネットとデジタル経済を発展させ、各国民に幸福をもたらす中国の真摯な願いを表明した。(人民日報「鐘声」国際論評)
デジタル経済協力は国際協力の新たな目玉となりつつある。2016年のG20杭州サミットは「G20デジタル経済発展・協力イニシアティブ」を採択。先般の第25回アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議は「APECインターネットとデジタル経済ロードマップ」「APECクロスボーダー電子商取引円滑化フレームワーク」を採択した。いずれもインターネットとデジタル経済の協力を強化し、デジタル・ディバイドを解消して、デジタル化のメリットをより多くの人が享受できるようにすることを各者が望んでいることを示している。今年の世界インターネット大会のテーマ「デジタル経済の発展、開放・共有の促進――サイバー空間運命共同体の共同建設」は、まさにインターネットの発展がもたらした歴史的チャンスを捉え、デジタル経済を重要な駆動力に、サイバー空間の開放・協力・交流・共有を推進して、インターネットが経済発展、社会進歩、生活改善をより良く後押しするようにすることを望んだものだ。
7億5000万人のネット利用者を擁するネット大国である中国は常に自らの発展を堅持すると同時に、世界のデジタル経済の発展に力強い原動力を与えている。10年前、中国のネット通販取引額は世界全体の1%に満たなかったが、今や40%を超え、英米日仏独5カ国の合計を上回っている。11月11日「独身の日」セールには、世界225の国と地域から14万以上のブランド・1500万種の商品が参加した。今回のインターネット大会はデジタル経済に焦点を合わせた。これはインターネットとデジタル経済の発展の急行への相乗りを各国に後押しする中国の責任感の表れだ。
英紙デイリー・テレグラフは「世界インターネット大会は中国が開放を進めていることをはっきりと示した」と指摘した。この4年間、世界インターネット大会は時代の発展の動きをしっかりと押さえ、世界のサイバー空間の共同構築・享有・ガバナンスを後押しし続けてきた。習主席は2015年の第2回世界インターネット大会開幕式で、世界インターネットガバナンス体制の変革を推し進めるうえでの「4つの原則」及びサイバー空間運命共同体の構築の「5つの主張」を打ち出して、世界インターネットガバナンスに中国の知恵と案を貢献し、サイバー空間国際協力の礎石を固めた。今や、サイバー空間運命共同体の構築という中国の案は日増しに世界の共通認識となってきている。
「インターネットは無形だが、インターネットを運用する人々は有形だ。インターネットは人類共通の郷里だ」。新時代、中国はインターネット強国へと邁進する揺るぎなく力強い足並みに伴い、引き続き世界各国と手を携えて努力し、対話と協力を深め、インターネットの発展の成果が各国の人々により良く幸福をもたらすようにする。(編集NA)
「人民網日本語版」2017年12月4日
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