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サイバー空間のグローバル・ガバナンスを共同推進
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· 2019-10-23 · ソース:人民網 |
タグ: インターネット;サイバー;政治 | 印刷 |
インターネット誕生50周年にあたり、80数カ国・地域の来賓約1500人が第6回世界インターネット大会に出席した。サイバー空間のグローバル・ガバナンス推進に対する世界的な関心をはっきりと示すものだ。習近平国家主席は大会に寄せた祝賀メッセージで、インターネット発展の趨勢を深く洞察し、人類の共同幸福の増進という観点に立って、インターネットの良い発展・運用・ガバナンスを提唱した。中国は各国と共にサイバー空間のグローバル・ガバナンスを推進することに尽力し、サイバー空間運命共同体の構築に努力する。これは時代の潮流に順応し、果敢に発展の責任を担い、リスクと試練に共に対処する行動だ。(人民日報「鐘声」国際論評)
烏鎮が世界インターネット大会と縁を結び、歴史が未来の技術と手を繋ぎ、"Smart Everything" "Internet of Everything" (IoE) に豊かな内包を与えた。ある業界関係者は「我々はデータ中心の斬新な世界へと連携して踏み出しつつある。各産業共に再構築され、深い変化が生じている。そして"Smart Everything" "IoE"はこれを最も代表する趨勢の一つだ」と指摘する。
"Smart Everything" "IoE"へ踏み出すのは喜ばしい事だが懸念もある。インターネットは発展が不均衡、ルールが未整備、秩序が非合理的といった問題が日増しに顕在化しており、世界的規模で個人のプライバシー侵害、知的財産権の侵害、サイバー犯罪等が時に発生し、サイバー傍受、サイバー攻撃、サイバーテロ活動などが世界的公害となっている。これらはサイバー空間ガバナンスに存在する問題の集中的な反映だ。中国が世界インターネット大会を創設したのには、世界によるインターネットの共同享受・ガバナンスのためにプラットフォームを提供し、国際社会によるインターネット共有・ガバナンス理念を推進し、思想的共通認識を形成し、実務協力を深める狙いがある。今年の大会は「インテリジェントな相互接続 開放と協力――サイバー空間運命共同体を手を携えて共同構築」というテーマに焦点を合わせ、科学技術の焦点となる問題と産業の最前線に対する国際社会の関心に応えている。
サイバー空間のグローバル・ガバナンスの推進においては、害を避けて、インターネットが人類により良く幸福をもたらすようにすることが肝要だ。2015年の第2回世界インターネット大会で習主席は「サイバー空間運命共同体の構築」という理念を初めて打ち出し、インターネットの発展を管理するうえでの「4つの原則」と「5つの主張」について深く詳しく説明して、国際社会の広範な関心と賛同を得た。これはすでに世界インターネット大会の永久のテーマとなっている。このほど世界インターネット大会組織委員会はコンセプトペーパー『サイバー空間運命共同体を手を携えて構築』を発表。サイバー空間運命共同体構築の時代的背景、基本原則、実行の道筋、ガバナンスのフレームワークについて深く詳しく説明し、「共同で発展を推進し、安全を守り、ガバナンスに参加し、成果を分かち合う」との意向を伝えた。サイバー空間運命共同体の構築に関する中国の主張は、日増しに各者に共通する努力方向となっている。
今年は中国がインターネットに完全に接続してから25周年でもある。『中国インターネット発展報告2019』によると、2019年6月時点で中国のインターネット利用者は8億5400万人に上る。2018年に中国のデジタル経済は31兆3000億元規模で、対GDP比は34.8%に達する。こうしたデータは、ガバナンスが適切でさえあれば、インターネットは一つの国さらには全世界に深く積極的な変化をもたらすということを物語っている。
中国はインターネット大国からインターネット強国へと向かう征途の行進において、常に責任ある大国としての役割を発揮し、サイバー空間発展の貢献者、サイバー空間開放の推進者、サイバー空間安全の防衛者、国際サイバー空間ガバナンスの建設者であるべく努力している。中国はサイバー空間の国際交流・協力を深め続け、発展のノウハウを積極的に共有し、サイバー空間運命共同体の構築を積極的に後押ししている。これは世界と人類に幸福をもたらす重要な事業だ。(編集NA)
「人民網日本語版」2019年10月23日
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