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果敢に責任を担う中国の度量
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· 2017-09-25 |
タグ: 国連;中国;政治 | 印刷 |
第72回国連総会の一般討論演説は大いに注目された。中国は王毅外交部長(外相)が代表団を率いて出席。現在の国際情勢、重大な国際・地域問題に焦点を合わせた中国の立場と主張が注目された。気候変動問題ハイレベル非公式対話で王部長は、パリ協定を実行に移し、気候変動対策で協力するという大きな方向性を揺るがず堅持するよう各国に呼びかけた。中国は自ら貢献することを約束。革新・協調・エコ・開放・共有の発展理念を堅持し、美しい中国の建設に努力する。また、途上国を始めとする各国とエネルギー分野の協力を推し進め、持続可能な開発の道を共に歩むことを望む。(文:華益声・国際問題専門家。人民日報海外版コラム「望海楼」掲載)
パリ協定が不確定要素を抱え、国際社会の気候変動対策協力の努力が正念場に入る中、中国の力強い姿勢表明は、各国が気候変動を含む各分野のグローバル・ガバナンスモデルを共に模索し、人類運命共同体の建設へと邁進するための新たな原動力を与えた。
第18回党大会以来、中国は国際的舞台で積極的に中国の声を発し、中国の提案を出し、自信・開放・包摂・協力という中国の風格とスタイルを示してきた。果敢に責任を担い、大国の度量を示してきた。
中国の習近平国家主席は広い視野で中国の国際的位置付けを捉え、「どのような世界を建設するか、この世界をどう建設するか」など人類の前途命運に関わる重大な課題を深く考え、果敢に中国の案を示し、中国の貢献をしている。
習主席はアジア信頼醸成措置会議(CICA)第4回首脳会議の基調演説で、共通、総合、協力、持続可能なアジア安全保障観を提唱し、安全保障理念を革新し、地域安全保障・協力の新枠組を構築し、共に建設し、共に分かち合う、ウィンウィンのアジア安全保障の道を歩むべく努力することを提案した。2016年のG20ビジネスサミットでは、中国の世界経済ガバナンス観を初めて全面的に詳述し、世界経済ガバナンスが平等を基礎、開放を方向性、協力を原動力、共に分かち合うことを目標として、公正で効率的な世界金融ガバナンス構造、開放・透明的な世界貿易・投資ガバナンス構造、エコ・低炭素の世界エネルギーガバナンス構造、包摂的で連動する世界開発ガバナンス構造を共に構築すべきであることを指摘した。中国の案は国際公平・正義を守り、国際体制の変革を後押しする。
中国は「可能な限り」の原則に基づき、より多くの国際的責任・義務を積極的に引き受け、世界の発展のために公共財を提供する。中国の打ち出した「一帯一路(the Belt and Road)」イニシアティブは100余りの国と国際組織が積極的に支持し、参加し、影響力ある象徴的事業多数が成功裏に実行に移されている。今年5月の「一帯一路」国際協力サミットフォーラムは、各国が共に発展を図り、経済グローバル化を後押しする盛大な会議となった。
中国は実際の行動で人類の持続可能な開発を促進する。中国は南南協力を促進し、10億ドルの中国・国連平和開発基金、200億元の「中国気候変動南南協力基金」の創設を宣言し、「南南協力援助基金」を創設し、「持続可能な開発のための2030アジェンダ」の策定を後押しするとともに、アジェンダ実行国別計画を率先して発表した。
果敢に責任を担う中国の度量は、中国の夢と世界の夢をつなぎ、世界の恒久的平和と共同発展の実現にプラスのエネルギーを注ぐ。(編集NA)
「人民網日本語版」2017年9月22日
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