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習近平総書記の中国人民解放軍創設90周年祝賀大会演説
(要旨) |
· 2017-08-08 |
タグ: 中国人民解放軍;創設90周年;政治 | 印刷 |
軍改革とその成果
党の第18回全国代表大会以来の軍改革について、次のように総括した。「党の指揮に従い、戦いに勝つことができ、気風が優れた人民の軍隊を築くという党の新情勢下における軍事力強化目標を打ち出し、時代に合わせて軍事戦略指導を革新し、新情勢下の軍事戦略方針を策定した。我々は古田で全軍政治活動会議を開き、政治主導の軍隊建設を大いに強化し、党の清廉な政治確立と反腐敗闘争を確固として展開してきた」。「我々は国防・軍改革の全面的深化を推進した」。「我々は法による軍管理、厳格な軍管理を堅持し、軍管理方式の根本的転換を推進した。我々は戦闘力という唯一の根本的基準を堅持し、戦争に備えた軍隊訓練をいっそう推進し、断固として国家の領土主権と海洋権益を守った」。その上で、5年来の成果について「人民の軍隊は政治的環境の改善、組織形態の再編、力体系の再編、気風の改善を成し遂げ、装いを新たにして再出発し、中国の特色ある軍事力強化の道の上にしっかりとした一歩を踏み出した」と述べた。
軍事力強化の推進
現在の世界情勢と中国の状況について、「今日の世界では、国際情勢にかつてない大きな変動が起き、今日の中国は、中国の特色ある社会主義を全面的に進めている。中華民族の偉大な復興という中国の夢をかなえる上で、中国は得難いチャンスに直面し、堅固な基盤と大きな自信を備えている」と言及した。その上で、その道のりについて「重大な試練やリスク、障害、対立が避けられない。新たな歴史の特徴を持つ偉大な闘争が必要である」と述べ、「中華民族が苦難を脱し、中国人民が解放を実現するには、英雄的な人民の軍隊を頼りにすることが必要だった。そして中華民族が偉大な復興を遂げ、中国の人民がいっそう幸せな生活を送れるようになるには、人民の軍隊を世界一流の軍隊にすることを急がねばならない」と指摘。「我々は中国の特色ある軍事力強化の道を確固として歩み、軍事力強化を絶えず推進していかなければならない」と強調し、軍事力強化を推進するためには以下の6点が必須であると指摘した。
(1)「軍隊に対する党の絶対的指導を少しも揺らぐことなく堅持し、人民の軍隊が常に党とともに歩むことを確実に保証しなければならない」。「軍隊に対する党の絶対的指導は中国の特色ある社会主義の本質的特徴である」。「全軍は党中央の権威をあくまで守り、軍隊に対する党の絶対的指導という根本原則・制度をあくまで貫き、党中央と中央軍事委員会の指揮にあくまで従わなければならない」。
(2)「党の軍事指導理論を堅持し、これを発展させ、マルクス主義軍事理論と現代中国軍事実践発展の新たな境地を絶えず切り開かなければならない」。「全軍は党の軍事指導理論を真摯に貫徹し、党の新時代における軍事力強化思想による士官・兵士の武装を堅持し、軍事力強化を絶えず進歩させていかなければならない」。「我々は新情勢に絶えず適応し、新たな課題に対応し、新たな問題を解決し、実践上で大胆に探求し、理論上で勇気を持って飛躍を遂げ、党の新時代における軍事力強化思想を絶えず充実・発展させなければならない」。
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