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韓国の政治はどこに向かうのか
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時永明 · 2016-12-22 · ソース: |
タグ: 韓国;THAAD;政治 | 印刷 |
どのようにグローバルガバナンスを行うかは人類社会が今後直面する主要な問題である。しかしガバナンスの基礎は各国自身のガバナンスレベルが絶えず向上することだ。どのような制度を選択しようとも、国家の政治ガバナンスは絶えずより公明正大な方向に向かい、政治家が理性的に国を治め、国民に奉仕することを確実に保証しなければならない。これはおそらく各国の人々の普遍的な願いだろう。
しかし、このところ一部の国で起きている混乱した局面を見れば、「政治とは汚いものだ」という名言を信じたくもなるだろう。米国大統領選挙で露呈した政治的ブラックボックスの中の醜悪さは、今後どうなるか分からない。同様に、韓国のパク・クネ(朴槿恵)大統領の「チェ・スンシル(崔順実)ゲート」事件によって明らかになった「陰の政治」が弾劾の成功によって消え去るかどうかも、まだ見通しがつかない。或いは、保守勢力がつまずいたがゆえに、韓国に新たな政党構造が出来上がり、国家ガバナンスがより理性的なものになる上でプラスに働くかもしれない。
ごたごた続きのパク政権
12月9日、韓国の国会は弾劾決議案を可決し、パク大統領は韓国の憲政史上2人目の国会に弾劾された大統領となった。韓国大統領の多難は、韓国が国家再興後わずか数十年間で経験してきた激しい政治的変化と、複雑な地政学的環境の影響を反映しているとともに、韓国の政治文化が中国と西洋との融合、進歩と保守の間で衝突と混乱を経てきたことも物語っている。
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