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周明偉氏「トランプ氏当選は『想定外』の始まりにすぎない」
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劉雲雲 陳姌 · 2016-11-10 |
タグ: 米国;トランプ氏当選;政治 | 印刷 |
中国国際出版グループ総裁の周明偉氏 (撮影 王祥 )
幕を閉じたばかりの米国大統領選挙で、予想に反して、民主党の大統領候補ヒラリー・クリントン氏が全く政治経験のない共和党の大統領候補ドナルド・トランプ氏に敗れた。この「想定外」に見える結果は、米国国民と中米関係にとって、そして世界全体にとっていったい何を意味するのか?
本誌の独占インタビューで、中国国際出版グループ総裁の周明偉氏は、「今ここで『なぜトランプ氏が当選したのか』や『どのような過程をたどって当選したのか』といった問題を論じてもあまり意味はない。予想可能なのは、トランプ氏が米国の内政外交と世界全体に様々な『想定外』をもたらすだろうということ。今はその始まりにすぎない」と述べた。
周氏は次のように指摘した。「ヒラリー・クリントン氏とドナルド・トランプ氏の重要な違いは、クリントン氏が就任後に何をするかは皆だいたい分かっていたが、トランプ氏が就任後に何をしたいのかはほとんど誰も知らないという点にある。トランプ氏は『out of expectation』、つまり想定外に共和党の大統領候補になり、そして当選した。彼の名前は『想定外』とセットになっている。トランプ氏の選挙戦スローガンは変革を通じて『米国を再び偉大な国にする(Make America Great Again)』だった。彼の変革は、或いはもっと多くの「想定外」な形で行われるかもしれない。今回の米国大統領選挙は、ある意味、米国の有権者が米国を再び偉大にできるのは誰かという視点で行った選択だった。選挙の結果は、米国国民がヒラリー・クリントン氏を切り捨てて、トランプ氏の米国を偉大な国にする方法を受け入れたことを証明している。彼らはトランプ氏が当選すればきっと変革が起こると信じたのだ」。
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