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安倍氏のキューバ訪問 しきりに良い顔を見せるのはなぜか
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· 2016-09-28 |
タグ: キューバ;安倍晋三;政治 | 印刷 |
英BBCによると、日本の安倍晋三首相は第71回国連総会出席後、ニューヨークからハバナへ向かい、革命広場で民族の英雄であるホセ・マルティに献花し、敬意を表した。日本首相の今回のキューバ訪問の狙いは一体何か。人民日報が伝えた。
■キューバ訪問は史上初
安倍氏はキューバ到着前にキューバ紙の取材を受けた際「キューバの指導者と貿易関係・投資の強化について幅広く話し合う。日本はキューバの経済・社会発展への影響力を強化し続ける」と表明した。
BBCの報道によると、安倍氏はキューバ到着時に「今回の訪問によって両国友好の新たな1ページを開きたい」と述べた。ロイター通信は22日、安倍氏がキューバ革命後同国を訪問した初の日本の首脳であることを報じた。
現地時間22日午後、安倍氏はハバナでキューバの最高指導者であるラウル・カストロ氏と会談した。双方は経済協力の拡大及び日本の対キューバ投資の拡大について合意した。会談後、両国政府は支援文書に調印した。報道によると、日本のキューバ政府への政府開発援助(ODA)は13億円にも達する。両国は経済、貿易、投資分野で両国関係を強化することへの強い期待を表明した。
■良い顔を見せる別の目的
安倍氏の訪問前から、日本側はムードを盛り上げていた。共同通信社によると、日本はキューバが長年返済をしなかった1200億円の債務の免除を発表した。
報道によると、両国首脳は医療分野の協力の推進についても協議した。双方は医師育成拠点の設立について検討することでも合意したと見られる。
日本経済新聞によると、日本は2017年2月に政府と企業の参加するインフラ会議を招集し、キューバへのインフラ投資を積極的に行なう。
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