李克強総理は現地時間25日午後、キューバの首都ハバナで中国の輸出した宇通バスに試乗した。人民日報が伝えた。

李総理はキューバでの宇通バス製造、販売、運行状況について詳しく質問。キューバの観光会社の運用する宇通バスに乗り、運転手と言葉を交わし、運転した感じについてたずねた。

李総理は「宇通バスはキューバの市場に進出した後、キューバの経済建設、現地の交通環境改善を支援し、民衆の生活上のニーズを満たすとともに、合弁製造を通じて現地に雇用を創出した。中国の装備製造業の『海外展開』の模範だ」と述べた。

李総理は企業の責任者に対して、カリブ・ラテンアメリカのより広範な地域に影響を与え、中国製装備の「海外展開」、相手国との協力拡大に一層の余地を開拓すべく努力するよう励ました。

また「装備企業はコストパフォーマンス上の競争力を発揮すると同時に、質、技術、サービス面で中国製装備輸出の付加価値を高める必要がある。国際市場の競争への参加によって、中国装備製造業のモデル転換と高度化をミドルレンジ、ハイレベルへと押し上げる必要がある」と強調した。（編集NA）

「人民網日本語版」2016年9月27日