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シルクロードの足跡を追い、長期的協力の道を再び開く
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· 2016-06-16 |
タグ: 一帯一路;上海協力機構;政治 | 印刷 |
習近平国家主席は近くウズベキスタンを公式訪問し、タシケントで開催される第16回上海協力機構首脳会議に出席する。(人民日報「鐘声」国際論評)
ウズベキスタンは中央アジアで第2の大国であり、最も人口の多い国だ。2012年に戦略的パートナーシップを構築して以来、各分野で両国の協力は急速に発展してきた。中国はすでに3年続けてウズベキスタンにとって第2の貿易パートナー、最大の対ウズベキスタン投資国であり、両国は安全保障、エネルギー、金融、交通、農業、通信、教育分野の協力を全面的に推し進めている。現在、両国関係は史上最良の時期にある。2015年に習主席とカリモフ大統領は2回会談し、シルクロード経済ベルトの共同建設、各分野の協力強化について新たな計画を立てた。これは両国関係に新たなチャンスをもたらした。2015年6月、両国は「シルクロード経済ベルト建設の枠組での互恵協力拡大の議定書」に調印。両国はシルクロード経済ベルトの共同建設における協力を全面的に推し進め、戦略的パートナーシップに新たな発展のチャンスをもたらすこととなった。
中央アジアは「一帯一路」(1ベルト、1ロード)の重要な沿線地域だ。2013年9月、習主席は中央アジア訪問時にシルクロード経済ベルトというイニシアティブを打ち出し、中央アジア諸国の前向きな反応を得た。これは中国と中央アジア諸国の共同推進の下、すでに一連の早期収穫を得た。習主席が中央アジアを再訪する。外部は中国首脳が「一帯一路」建設について次の政策提案と発展の方向性を打ち出すことを期待している。
上海協力機構の成立から今年で15年になる。過去15年間に、上海協力機構は時代の発展の潮流に順応した新型の国際組織モデルを探ることに成功し、最も活力と影響力ある国際協力メカニズムの1つとなり、多くの面で地域と世界の協力の模範となってきた。今や上海協力機構は「一帯一路」とユーラシア経済連合の連結において独特な結びつきの役割を発揮し、ユーラシア地域の共同発展・繁栄を力強く促進している。
上海協力機構が従来の取り組みを継続し、将来の発展に道を開く重要な時期にある中、外部はインドやパキスタンがいつ上海協力機構に加盟するのか、上海協力機構が安全保障協力、経済協力分野でどのような新たな措置を打ち出すのか、上海協力機構自由貿易圏のフィージビリティスタディにおける新たな動向などにことのほか注目し、今回の首脳会議で答えを得ることを渇望している。
シルクロードの足跡を追い、長期的協力の道を再び開く。人々は間もなく行なわれる習主席の中央アジア訪問に目を向け、「一帯一路」建設がより力強い原動力を得て、上海協力機構の発展がさらに素晴らしい展望を得ることを期待している。(編集NA)
「人民網日本語版」2016年6月15日
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