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王毅外交部長「『一帯一路』建設に重要な早期収穫」
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· 2016-05-23 |
タグ: AIIB;一帯一路;政治 | 印刷 |
外交部(外務省)ウェブサイトによると、王毅外交部長(外相)は21日にアルマトイで中国・カザフスタン両国メディアのインタビューに応じ「過去2年余りで『一帯一路(1ベルト、1ロード)』建設は順調で良いスタートを切り、一連の重要な早期収穫を得た」と指摘。次の点を挙げた。
(1)国際的コンセンサスが日増しに拡大した。すでに70余りの国と組織が支持と参加を表明。伝統的『一帯一路』の範囲を超え、広範な影響力を持つ国際協力枠組みを真に形成している。同時に、34の国と組織が「一帯一路」共同建設について中国との政府間協力協定に調印した。
(2)資金調達面で支える制度が役割を発揮し始めた。アジアインフラ投資銀行(AIIB)は今年初めに開業した。シルクロード基金初の投資事業も正式に始動した。
(3)コネクティビティ網が徐々に形を整えた。コネクティビティは「一帯一路」建設の基礎的事業であり、ユーラシア大陸の陸・海・空網を連結して、互いの協力により良い環境を築く。
(4)生産能力協力の推進が加速した。中国はすでに20カ国と協定に調印し、制度化された生産能力協力を展開しており、多数の重点プロジェクトが各国に根を下ろした。
(5)経済回廊建設に重要な進展があった。中国、モンゴル、ロシアは経済回廊建設についてすでに合意し、計画綱要の策定を急ピッチで進めている。中国・パキスタン経済回廊は早期に始まり、急速に進展し、重大なプロジェクトをすでに具体的に始動した。
(6)「中欧班列」がすでに構築された。中国と欧州を結ぶ国際定期貨物列車「中欧班列」はすでに1500本余り運行。昨年だけでも2014年比2.7倍の815本が運行した。
(7)貿易・投資が大幅に増加した。「一帯一路」沿線国の多くは工業化と都市化の重要な段階にある。「一帯一路」イニシアティブの実施以来、地域の貿易と投資は年平均で世界平均の倍近くと、急速に増加した。
(8)人的・文化交流がさらに緊密化した。中国はシルクロード中国政府奨学金を創設し、沿線国と文化年、芸術フェスティバルを相互開催し、「シルクロード映画・テレビの橋プロジェクト」「シルクロード読書プロジェクト」を実施。「一帯一路」人的・文化協力は積極的な成果を挙げた。(編集NA)
「人民網日本語版」2016年5月23日
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