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中米戦略・経済対話、主権やG20について議論
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· 2016-06-06 |
タグ: 中米関係;中米戦略・経済対話;政治 | 印刷 |
■経済対話はG20が議題に 杭州サミットの準備
朱財政副部長によると、第8回中米経済対話は「中米の経済関係の強化」がテーマとなる。このテーマの下、会議は「マクロ経済情勢とマクロ経済政策」「開放環境下の貿易と投資」「金融の安定と改革」という3つの議題について議論する。
朱財政副部長によると、両国元首の特別代表は経済対話の小範囲の議論で、G20の議題と世界経済の直面する試練について戦略的な議論を行なう。今回の経済対話について汪副総理は、今年9月のG20杭州サミットでの習近平国家主席とオバマ大統領の重要な会談のために経済政策の準備を仕上げる必要性を特に強調した。
最近、米連邦準備制度理事会(FRB)が利上げを行なうかどうかを世界は非常に注視している。朱財政副部長は「FRBの金融政策決定権はFRB自身にある。だがFRBの政策は事実上世界経済にも重大な影響を及ぼす。FRBが国際金融市場と意思疎通を強化することを歓迎する」と述べた。また「世界第2の経済大国として、中国は中国経済の波及的影響が高まり続けていることを認識している。中国は中米間のマクロ経済の調整を非常に重視し、他のエコノミーとの政策調整も重視している。中国はG20が世界で最も重要なマクロ経済政策調整プラットフォームとして、為替政策を含め一層重要な役割を発揮することを希望する。第1に、G20が決めた通貨安競争の防止を堅持する必要がある。第2に、為替市場政策の話し合いと意思疎通を強化する必要がある。中国側は中米経済対話が今年9月のG20杭州サミットに特殊な貢献をすることを期待する」と述べた。
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