北京パラリンピックに出場する中国代表団の王新憲団長は先日メディアに対し、「今回のパラリンピックは148カ国(地域)の代表団が参加し、その数は過去最高となっている。また、競技種目数も最多だ。中国代表団は前回のアテネでは11競技のみの出場だったが、今回はさらに9競技にも出場。この4年間で競技枠が更に広がり、これらの競技に参加できる中国選手も更に増え、一般大衆が行える競技種目も更に広がったということが分かる。
中国パラリンピック代表団の賈勇執行副団長によると、中国パラリンピック代表団は、結成前は社会の各方面で活躍するアマチュア選手ばかりで、最年少は15歳だ。
賈勇執行副団長によると、中国パラリンピック代表団選手の選抜には4年の歳月を費やした。前回のパラリンピック終了後、各地から各省(自治区、直轄市)の代表を選抜し、全国大会を通じて、各省(自治区、直轄市)の選手から代表選手を選んだ。これらの選手は2006年から今年の五輪開幕まで、国際大会や国際パラリンピック委員会(IPC)主催の各競技大会を参加しなければならなかった。今回の選手の選抜は、パラリンピックの規定に符合し、競技大会の参加回数、記録のポイントや順位などが参考にされ、最終的に、代表団メンバー入りする選手が確定される。そのため全国各省・自治区・直轄市から集まった332人の選手はともに、相応の国際大会で有効なポイント、有効な順位を獲得した優秀な選手ばかりだ。今回は開催国ということから特別に参加できる一部の競技のほかは、全員が選抜大会に通過し、過去の大会結果が基準に達した選手だけが選ばれた。(編集WM)
「人民網日本語版」 2008年09月05日
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