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パンダより絶滅の危険が高いアモイトラが中原に「定住」?
  ·   2021-11-12  ·  ソース:人民網
タグ: 動物;河南;社会
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河南省におけるアモイトラ繁殖・飼育拠点建設に期待

最初に来たアモイトラは2頭だったものの、今ではその数が63頭になっており、15年にわたる取り組みを経て、アモイトラは古都・洛陽市でその個体数を増やしている。特に2017年以来、同公園では毎年、アモイトラの赤ちゃんが10頭以上誕生しており、公園の飼育数は7年連続で全国トップとなっている。こうして洛陽王城公園は今、中国で最も多いアモイトラが生活する場所になった。

じゃれ合うアモイトラの赤ちゃん(資料写真・洛陽王城公園が提供)。

2018年に開催された中国動物園協会の年次総会で、王城公園のアモイトラ個体群繁殖・飼育プロジェクトは、「個体群発展のベストモデルケース」に選ばれた。

ただ、都市にある動物園で63頭ものアモイトラを飼育するというのは、その管理の面で新たなハードルをもたらしている。

同公園の邢建飛副主任によると、現在王城公園において最大の問題となっているのはスペースに限りがあることで、「アモイトラの繁殖・飼育拠点建設を積極的に模索している。もっと大きなスペースを用意して、アモイトラやその他の動物が長期にわたってもっと快適に、安定して暮らすことができる場所を作りたい」と話す。

かわいいアモイトラの赤ちゃん(資料写真・洛陽王城公園が提供)。

邢副主任は、「地球の生物圏は生命共同体で、どんな種でも絶滅すれば、生命共同体のバランスが崩れる。食物連鎖の頂点にいるトラが絶滅すれば、食物連鎖を通じて連鎖反応が起き、生態系全体にとって脅威となる。その点から考えても、アモイトラの保護は人類の生存と密接に関係しており、重要な意義がある」との見方を示した。(編集KN)

「人民網日本語版」2021年11月12日

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