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パンダより絶滅の危険が高いアモイトラが中原に「定住」?
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· 2021-11-12 · ソース:人民網 |
タグ: 動物;河南;社会 | 印刷 |
成功!アモイトラの赤ちゃん3頭の出産に成功
参考にできる成功例もなかったため、劉副園長は最初、成功できるか自信がなかったものの、同僚と共にチャレンジした。
圧倒的なオーラを放つアモイトラ(資料写真・洛陽王城公園が提供)。
「飼育小屋の環境を改善したり、エサの構造を調整したりするところから始めた。アモイトラの洛陽での生活のあらゆる面を調整、改善した。例えば、公園に虎山を作り、自然に近い生活環境を作り、アモイトラが自由に活動できる範囲を広げ、日光に当たる時間も長くした。エサの分野では、冷凍肉から生肉に変え、ウシの心臓や肝臓なども混ぜて、アモイトラが微量元素を十分に摂取できるようにした」と劉副園長。
外的要因となる環境を整えた次は、非常に数の少ないアモイトラのオスとメスをどのようにペアリングするかが、繁殖のためにクリアすべき難関となった。
劉副園長によると、「今まで会ったことのない成獣のアモイトラを一緒にすると、けんかになる可能性があり、ペアリングを成功させるのは難しい。そのため、オスとメスを子供の頃から一緒に生活させて、仲良くさせれば、成獣になって発情期に入った時にペアリングしやすいのではと考えた」といい、こうした不断の努力がついに実り、2009年に、メスの「妞妞」が妊娠。無事3頭の赤ちゃんを出産した。
かわいいアモイトラの赤ちゃん(資料写真・洛陽王城公園が提供)。
2009年、王城公園では合わせて4頭のアモイトラの赤ちゃんが生まれ、長江より北の地域での初の人工繁殖・飼育成功例となった。そして、洛陽市は中国でアモイトラの人工繁殖・飼育に成功した最北地点となった。
アモイトラの赤ちゃんを抱っこするスタッフ(資料写真・洛陽王城公園が提供)。
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