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小学生52人全員が無事だった日本の小型船沈没事故に中国が注目
  ·   2020-12-10  ·  ソース:人民網
タグ: 体育;教育;社会
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今回の沈没事故で、危機に直面した時、日本の小学生が互いに励まし合い、助け合った経緯に、中国の保護者や学者たちは、「なぜ、日本の児童の団結して協力する能力はこれほど高いのだろう」と感心している。

実際には、これも体育教育と関係がある。

王院長は、「体育は競争であると同時に、協力して競争するものでもある」と指摘する。

今年4月、オランダの高校生25人が、1920年建造の帆船「ウィルドスワン」でキューバから帰国したというニュースは、中国で大きな話題となった。当時、新型コロナウイルスの影響で、6週間の帆船実習を終え、帰国便に乗る予定だった25人はキューバで寄港を拒否され空路で帰れなくなった。そのため、最終的に、教師のサポートの下、「ウィルドスワン」でオランダに帰国することにした。そして、38日間かけて大西洋を渡り、無事帰国し、家に戻ることができた。このオランダの高校生の快挙にも、中国の保護者たちは、「そのような決定をする勇気はどこから来るのか。そして、本当にやってのけた」と目を丸くした。

学生はスポーツに参加することで、チームワークを学ぶこともできる。ピンチの時に、みんなで知恵を出し合い、力を一つにすることを学ぶことができる。王院長は、「中国は今、集団球技系の種目を体育の授業に取り入れることをより重視するようになっている。例えば、サッカーをすることを推奨しているのも、学生にチームワークを学んでもらうためだ。しかし、中国の多くの学校、教師、保護者は、学校の体育を通して、学生がチームワークを学ぶことの大切さを十分には認識していない」との見方を示す。

欧米や日本などの学校における体育活動の展開を観察すると、サッカーやバスケットボール、野球、ラグビー、アイスホッケーなどの集団球技が人気を集めていることが見て取れる。そして、それらの種目を展開する過程で、学生には一致団結を特に強調して教えている。水泳や体操、テニスなどの個人種目であっても、それらの国は、チームプレーを提唱している。例えば、水泳のリレー各種種目の団体戦などがある。チームプレーの精神というのは、単に学生が力を合わせて試合に勝つというだけではなく、みんなでピンチや挫折に対応し、一人ひとりが自分の責任を果たすという部分にも表れる。

中国は昔から団結を重視する国だ。王院長は、「国家レベル、社会レベルの団結だけでなく、小さな範囲、一つの機関、一つのグループという小さなレベルでの団結も重視しなければならない。体育は、児童たちにそのような小さな範囲で、身近な団結力を感じ、それを育ててもらうのに最も適したプラットフォームだ」と指摘する。(編集KN)

「人民網日本語版」2020年12月10日

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