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鉄道・民用航空が春運Uターン体制を保障
  ·   2020-02-05  ·  ソース:人民網
タグ: 春運;新型肺炎;社会
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2月1日未明、ほとんどの人が暖かい布団の中で熟睡している時刻に、1本の高速列車が江西省の南昌車両区南昌西動車所メンテナンス場に入ってきた。高速列車の保守・点検業務や新型コロナウイルス感染による肺炎の感染予防管理業務に携わる職員が、車体・設備の保守・点検作業および旅客車両の疾病予防・消毒殺菌作業を行っている。

新型コロナウイルス感染による肺炎の感染予防・管理対策を目的として、国務院の認可を経て、2020年春節(旧正月、今年は1月25日)連休は2月2日まで延長された。政府の認可を経て連休がさらに延長される地方を除き、法定休暇期間が終了するにあたり、各地でUターンする人々が次第に動き始めている。

新型コロナウイルス艦船による肺炎という緊急事態に際し、春運業務に従事する人々は、高速列車の保守・点検の質を保障すると同時に、疾病予防・消毒殺菌作業を徹底して実施し、車両の清潔さと衛生を保ち、「故障車両ゼロ」を実現し、春節明けにUターンする人々の輸送安全に尽力している。

中国疾病予防管理センターの消毒学首席専門家の張流波氏は、「伝染病の流行が中国で人が大規模に移動する時期と重なった。その事自体が極めて厳しい課題となっている。移動中の旅客の感染予防をいかに徹底して実施するかによって、旅客が目的地に到着した後の現地における予防管理のプレッシャーを軽減できる」と指摘した。

現在、中国全土の鉄道では、旅客輸送に携わる全ての駅で、出口・改札口における体温測定を実施している。発熱した乗客が車内で見つかった場合は、直ちに車内隔離体制を敷き、発熱した乗客を次に到着する経過観察指定駅に引き渡すと同時に、車内の応急消毒処置と濃厚接触者の登録・確認作業を実施している。

民用航空については、新型コロナウイルス感染による肺炎の感染予防・管理業務を徹底するため、北京首都空港では、各ターミナルビル内での新風送風量をアップし、十分な風通しを確保しているほか、設備・施設の消毒回数を増やしている。特に、発熱した旅客が搭乗した便については、使用したタラップや荷物のターンテーブルがあるエリアに対し、フライト完了後ただちに消毒を実施している。

北京首都空港には49台の体温測定器が配備され、北京に到着した全フライトの乗客およびターミナルビルに出入りする人全員を対象とした体温測定が実施されている。特に、発熱している旅客については、他の乗客との接触を避けるために、特別の移送プログラムとレーンが設けられている。同空港は、旅客の航空機利用に対するサービスのほか、感染予防物資関連業務を多方面と協力して進め、また、感染予防管理の最前線で業務に携わる各職員の予防対策を遂行している。(編集KM)

「人民網日本語版」2020年2月4日

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