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15日間クリーンエネルギーを供給 中国青海で世界記録を更新
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· 2019-06-26 · ソース:人民網 |
タグ: エネルギー;電気;社会 | 印刷 |
▽なぜ青海省なのか?
青海省は長江、黄河、瀾滄江(メコン川)の水源地域であり、水力発電の資源が豊富で太陽光発電の資源でも独特の有利な条件を備え、国の重要な地域エネルギー中継拠点でもある。「生態保護第一」の発展理念を掲げる同省は、エネルギーのグリーン方向へのモデル転換に力を入れ、新エネルギー産業が急速に発展している。
09年以降、国家新エネルギー戦略が実施されたのを機に、同省新エネルギー産業の育成と発展に力を入れるようになり、以来、太陽光や風力エネルギーといったクリーンエネルギーが急速な発展を続けている。19年4月末現在、同省の発電設備容量は2926万キロワットで、このうち水力発電が1192万キロワット(41%)、火力発電が393万キロワット(13%)、太陽光発電が1004万キロワット(34%。うち集光型太陽熱発電<CSP>は6万キロワット)、風力発電が337万キロワット(12%)を占める。
現在、同省のクリーンエネルギー発電設備容量は省全体の発電設備容量の87%を占め、太陽光発電、風力発電、水力発電の多様なエネルギーが相互に補完し合いながら最適化された運営を行う能力が備わった。
同省は日照条件に恵まれ、太陽光発電の資源が豊富であると同時に、広い面積のゴビ砂漠があり、太陽光発電産業の発展に独特の有利な条件を備えている。ここ数年は、太陽光発電を一定の規模のメリット、効率のメリット、市場のメリットを備えた特色ある基幹産業に育成しようと努力し、青海省を国の重要な新型エネルギー産業拠点に発展させることを目指している。
18年2月、国家エネルギー局は青海省がクリーンエネルギーモデル省になることを承認・支援するとともに、国家エネルギー発展戦略に組み入れた。同年11月には、全国的にも世界的にも初めてのクリーンエネルギーの対外輸送向け超高圧送電線路を建設する「青海—河南±800キロワット高圧直流プロジェクト」が着工し、20年の完成と稼働を目指すことになった。稼働すれば、青蔵高原で生まれたクリーンエネルギーが中原地域の大地に運ばれ、華中地域の省エネ・汚染物質排出削減や生態環境の保護を効果的に推進することになる。(編集KS)
「人民網日本語版」2019年6月25日
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